原田泰造、三宅弘城、磯村勇斗が8日、駐日フィンランド大使館で行われたフィンランドサウナアンバサダー授与式、およびテレビ東京系ドラマ25『サ道』(毎週金曜24:52〜)の番組製作発表に、 ‎長島翔監督とともに登場した。

  • 左からマルクス・コッコ報道・文化担当参事官、磯村勇斗、原田泰造、三宅弘城、長島翔監督

同作は、全国のサウナー(サウナ好き)にとっての“サウナ伝道漫画”であるタナカカツキの『サ道』を初実写化。作者が自身をモデルとし、実体験をもとにサウナの奥深さや入り方・マナーを描き、サウナの道=“サ道”を究めていく過程やそこで出逢う個性的な人々との出来事が表現される。

フィンランドサウナアンバサダーに任命された原田は、マルクス・コッコ報道・文化担当参事官より証書を渡されると「やりました!」と喜ぶ。「普通にサウナに好きで入っていて、おじさんが普通にサウナに入ってドラマ撮って、記者発表がこんなことになってしまいました」と驚き、続く三宅、磯村も「やりました!」と証書を掲げた。

サウナを舞台にした同作について、長島監督は「なるべく自然体で臨んでいただきたいと思っておりまして、最初は気を使って前貼りを用意していたんですけど、だんだんやらなくなっちゃって。基本的に常に出てる状態が増えてきちゃって、特に泰造さんは自然体で役に望まれていた」と振り返る。撮影でも「写ってしまっている量がすごく多くて、大きなモニターでみんなで編集室で、股間をチェックする」と苦労を明かした。

原作も深くリスペクトし、サウナ好きの原田は数年前にプライベートで訪れたサウナで「体から湯気出てる人がいるなって見たら、三宅さん。あのときは嬉しかった」と、作中の役を体現したような三宅との遭遇について明かす。また三宅は「世田谷の施設で宅麻伸さんを目撃したことがあります。また別の日には寺島進さんがいたり、下北沢に行くとだいたい白龍さんがいるとか」と数々の偶然エピソードを披露。「撮影が始まってちょっとしてから普通にサウナに行ったら、頭を洗って片目だけ半分開けてる原田泰造さんに」と、何度も会っていることを明かした。

一方、同作に出会ってサウナーになったという磯村は「あぐらをかいて、指を釈迦みたいにしてた人がいたので、『この人は仏なんだろうな』と思った」と強烈な出会いを振り返る。「輝いていたので、サウナを極めるとここまでなるんだなと知ったので、そこまでになりたいなと思いました」と目標を掲げた。

裸の付き合いとなった3人に、原田は「この3人でいるときはすごく気持ちがリラックスしていて、ネプチューンに変わる新しい3人」と驚きの発言。「どうしても今日の前に3人で行きたかった」という三宅が誘って、3人で会見の前週にサウナにも行き、施設の支配人も一緒にサウナに入ったという。

また一番若い磯村は「僕は原田さん三宅さんとは歳も離れてて先輩になるので、普通の現場だと恐縮してしまうところもあるんですけど、初日から裸になってお芝居をしたので、慣れ親しみやすかった」とサウナの力について語っていた。