JR九州長崎支社は20日、キハ66・67形の国鉄色車両(2両編成)を使用したツアー「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」を8月24日に実施すると発表した。

  • 国鉄色のキハ66・67形を使用した「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」を実施

「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」では、かつて博多~長崎間を旧松浦線(現・松浦鉄道西九州線)経由で運行した急行「九十九島」の運行ルートの一部を再現し、JR線から松浦鉄道西九州線へ乗り入れる特別な旅となる。当日は長崎駅を9時頃に発車し、千綿駅・佐世保駅・佐々駅・たびら平戸口駅・有田駅経由で肥前山口駅に17時頃に着く。

運行する車両には、急行「九十九島」が運行された当時のヘッドマークのデザインを再現して装着するほか、ツアー参加記念乗車証(硬券タイプ)のプレゼントや、車内でツアー特製弁当などが用意される。千綿駅では地域住民によるおもてなしが行われ、松浦鉄道の佐々駅では車両基地見学が実施される。

8月24日開催の「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」の募集人数は84名(最少催行人員75名)。6月24日からJR長崎駅(旅行の窓口)にて受付開始する。旅行代金は長崎駅発着コースと長崎駅発博多駅着コースが1万7,000円(小人1万3,000円)、博多駅発着コースが1万9,000円(小人1万4,000円)。