教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏(72)が11日、運転免許証を自主返納した。12日に放送されるTBS朝の情報番組『あさチャン!』(毎週月~金曜5:25~8:00)で、その模様を紹介する。

  • “尾木ママ”こと尾木直樹氏

    免許証を返納するため、警視庁武蔵野警察署を訪れた“尾木ママ”こと尾木直樹氏

現在72歳の尾木氏は28歳で運転免許を取得し、ドライバー歴は44年。いまも安全に運転できる自信はあり、運転を続ける高齢ドライバーの気持ちはよくわかると話す。

しかし、高齢ドライバーによる悲惨な交通事故が後を絶たない中、自主返納を決意。自ら警察署を訪れ、長年持ち続けてきた運転免許証を返納した。

『あさチャン!』では相次ぐ高齢ドライバーの事故を受け、「なくせ 高齢ドライバー事故」と題し、高齢ドライバーの事故についての企画を連日放送している。12日は、尾木氏の免許証返納の一部始終に密着、免許返納がどのような手続きで行わるのか、わかりやすく伝える。

尾木氏は「これだけ事故のニュースが流れても、まだ運転免許証の返納が少ないと聞いています。私も、自分が安全に運転できる自信があるので、まだまだ運転できると感じている高齢ドライバーの気持ちはよくわかるところです。ただ、今回、自分が免許証を自主返納することで、返納を考えていたり、ためらっている人などの後押しになればと思っています」とコメントしている。

  • “尾木ママ”こと尾木直樹氏
  • 返納を前に愛車に乗り込む尾木氏 ※運転はしていない

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