テレビ東京は、8日から新番組『一茂&良純の自由すぎるTV』(毎週火曜 18:55〜)を放送する。

  • 左から長嶋一茂、石原良純

10年以上前にも、この2人をMCにした番組を放送したという同局。新たに2人との番組を始めるにあたり、一茂の「予定調和になっているテレビを打ち破りたい」という意思を尊重し、「予定調和は一切なし!」「いきなり〇〇やってみる」をコンセプトに、企画立案から2人と話し合った。宣伝用ビジュアルでは、プリクラ風の撮影で、2人で作ったハートやスイーツを持ってのかわいらしい"盛れ"ショットなど、ノリノリで挑んだ。

事前許可、決められたルート、カンペ、一切なしで、街を訪れる「いきなりあの街行ってみた」企画でが、「2019年本当に住みやすい街大賞」で第1位に輝いた赤羽でハシゴ酒。さらに「いきなり一茂の初デートコース巡ってみた!」では、ゲストのタカアンドトシとともに横浜へ。当時、中学2年生だった一茂は、「しゃべると振られるのではないか」と心配で、終始無言だったというが、唯一彼女に近づいた瞬間を、タカを相手に再現する。実はこの時の彼女とは、大学1年~プロ2年目まで付き合っていたという。

一方の良純は、湘南エリアで鎌倉や葉山に後れを取っている地元の魅力を伝えたいということで、逗子へ。ゲストの大和田伸也と矢田亜希子の要望を叶えながら、本当に顔が利くのか確かめてみるはずだったが、最初に立ち寄った魚市場で、まさかの撮影NGに。旧石原邸にも立ち寄り、“石原慎太郎の脳の構造でつくったらこんな家ができちゃいました”という家を紹介し、号手にも関わらず良純ら4人の息子たちの部屋は8畳程度の1部屋だけだったという、父の自由ぶりも明かす。

番組の水谷豊プロデューサ-は、「彼らは自由に勝手なことを言っているだけなんですけど、やっぱり普通の感覚ではないんですよ、本当に変わっています(笑)。一茂さんは“自分が興味ない人からは嫌われてもいい”“テレビの仕事をいつ失ってもいい”と思っているからこそ自由に発言できる。そういう人間は本当に強い。保身の人間の言動とは全く違う」と語る。

さらに「良純さんは、一茂さんとはちょっとタイプが違うが、こだわりが強く、もっと天然。笑いをとろうという意図はなく、ムキになったりするのも、本当にムキになって怒っているだけで、素直な姿なんです」と2人の違いを明かした。