懐かしい名作から最新作まで、東映特撮作品の膨大なタイトルが楽しめる配信アプリサービス「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」では、3月31日より『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』の配信がスタートしている。

  • 華村あすか(はなむら・あすか)。1999年生まれ、山形県出身。2017年、原宿でスカウトされ芸能界入りし、『週刊プレイボーイ』をはじめとする雑誌グラビアやCMで活躍を始める。2018年4月にテレビドラマ『宮本から君へ』で女優デビューし、さらに同年9月公開の『初恋スケット~まいっちんぐマチコ先生~』で映画初出演を果たす。特技はバスケットボール。撮影:大塚素久(SYASYA)

仮面ライダーシノビとは、現在テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダージオウ』第17話、第18話において「2022年に活躍する"未来"の仮面ライダー」として姿を見せたキャラクター。今回、TTFC完全オリジナル新作として、仮面ライダーシノビ/神蔵蓮太郎(演:多和田任益)を主人公に置いた全3話のエピソード「忍術大会編」が3週連続(3月31日より第1話、4月7日より第2話、4月14日より第3話)で独占配信されることになった。

マイナビニュースでは、『仮面ライダーシノビ』の配信を記念して、主要キャストそれぞれに単独インタビューを敢行している。今回は、仮面ライダーシノビ/神蔵蓮太郎の妹で、忍者修行に励む神蔵紅芭(かぐら・いろは)を演じる華村あすかが登場。自身も子ども時代から好きだったという「仮面ライダー」へ出演することへの思いや、初挑戦となる「忍者アクション」についての苦労話、共演者とのチームワークについて語ってくれた。

――まずは、本作『仮面ライダーシノビ』の出演が決まったときのお気持ちから聞かせてください。

夢みたいな気分です。『仮面ライダー』シリーズへのオーディションは以前にも受けていたのですが、そのときはガチガチに緊張していて、お芝居らしいお芝居ができませんでした。けれども、今回の『シノビ』のオーディションでは、自分なりに安定していたというか、緊張はもちろんしていましたが、やりきった後に"楽しい"という気持ちになったんです。

役が決まってほしいと思いながらも、確率は1パーセントあるかないかなんだろうな、受かればいいな~くらいに思っていたんです。後日マネージャーさんから「受かったよ」と連絡があったときは、喜びよりも「本当ですか!?」みたいな、信じられない気持ちのほうが大きかったです。やがて、だんだんと実感がわいてきて、その日はうれしすぎてついつい夜更かししてしまいました(笑)。

――華村さんはこれまでの「仮面ライダー」シリーズをご覧になっていましたか?

私には2歳下の妹がいて、小さいころはよく日曜の朝に「仮面ライダー」や「プリキュア」を楽しく観ていました。特に記憶に残っているのは、福士蒼汰さんの『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)ですね。福士さんが演じられた如月弦太朗の、リーゼントに学ランというスタイルをよく覚えています。

――「仮面ライダー」は、ご家族みんなで過ごしたご記憶とセットで印象に残っているのではないかと思います。今回の出演について、ご両親からはどんな反応がありましたでしょうか。

撮影開始のころに、両親に報告したんです。母は「すごいね! 頑張るんだよ」と励ましてくれました。父は「……マジか!?」と驚いて、信じられないといったリアクションがありましたね。以前からテレビドラマのお仕事をさせていただいていますけれど、やっぱり私が「仮面ライダー」に出演するというのは親にとっても"特別"なことのようで、こんな歴史の長いシリーズに出られるなんて!ということで、とても喜んでもらえました。

――今回、華村さんが演じられる役柄は、頼りない兄・蓮太郎を支えるしっかり者の妹・紅芭で、劇中では忍術大会で忍者の技を披露されるシーンがあるそうですね。ハードなアクションシーンも多いとうかがいましたが、これについてはどう思われましたか。

それまでアクションの経験はなかったのですが、小学生のころから9年間、バスケットボールをやっていて、体を動かすのは得意なほうだったんです。それで、敵忍者との立ち回りなど、できるアクションは自分でやらせていただきました。以前、インタビューをしていただいたとき「アクションに挑戦してみたい」と話していたこともあって、今回念願が叶った感じです(笑)。最初はうまく出来なくて悔しかったのですが、JAEの方たちに指導を受け、どんどんカットをこなしていくうちに、アクションってこんなに楽しいんだ!なんて思えてきました。もっと練習して、今回できなかったバック転など、本格的なアクションもやってみたいと思いました。

――一見、そんなアクティブなところがあるとは思えないくらいおしとやかなイメージがありますけれど、意外と活発なんですね。

小学生のときにバドミントン、そしてバレエとバスケをやっていましたからね。中学校に上がってバスケに絞るようになり、小学生時代から11cmも身長が伸びたんです。

――スポーツの経験がアクションに役だった、と思ったところはありますか。

どんな動きを要求されても"迷い"がなかったところですね。アクション監督の指示をある程度こなすことができたのではないかと思っています。でもアクションって、難しいんですよ。今回の場合、ただ動けばいいのではなく、瞬間の表情と動きが一致していないと、気迫のあるシーンが成立しないんです。柴崎(貴行※柴崎監督の崎は立つ崎が正式表記))監督からは「アクションはよかったんだけど、もっと真剣な表情で」といったような指示を受けながら、作り上げていきました。

――紅芭はその正体が兄・蓮太郎だと知らずに、仮面ライダーシノビに憧れているという設定がユニークですね。

そうなんです。蓮太郎に対しては「お兄ちゃん頼りないなあ、しっかりしてよ!」みたいに言うんですけれど、シノビには「シノビ様~!」という感じで、態度がぜんぜん違いますから。でも、お兄ちゃんはシノビだということが紅芭にバレないよう、あえて頼りない兄を演じているんでしょうね。ある意味、紅芭は純粋で、乙女なところがあるんだなあなんて思いながら演じていました。