テレビ東京系新バラエティ番組『ひねくれ3』(4月6日スタート 毎週土曜22:00〜)の初回収録が22日に同局で行われ、山里亮太(南海キャンディーズ)、岩井勇気(ハライチ)、小宮浩信(三四郎)、秋元真夏(乃木坂46)が取材に応じた。

  • 左から小宮浩信、岩井勇気、山里亮太、秋元真夏

同番組は、様々な業界で活躍している"若き挑戦者・成功者"をスタジオに呼び、その人の成功譚や将来の野望を一般人の持つ嫉妬やひねくれ目線で検証、生き抜くヒントをもらおうというバラエティ。4月6日放送の初回は幻冬社の箕輪厚介、13日放送の第2回目は画家の中島健太をゲストに迎える。

初回収録を終えた山里は、「どこで噛み付いてやろうと思ったら、まあいい話で、気づけば最終的には先生! と言っていた。いい授業を聞いたような」と振り返る。「毒気が抜かれた」という岩井も、「じっくり話を聞く番組なので。普通のバラエティだったらもう少し早めに突っ込んじゃって、うやむやになっちゃうことが多いんですけど、これは結構ちゃんと奥のところまで聞けてよかった」と称賛するも、山里は「なんで1回だれかを切らなきゃいけいないんだよ!」とつっこんでいた。

今後呼びたい人について、山里は「クラシルというアプリをやってる堀江(裕介)さんという面白い人がいるんですよ。社長的なカリスマ性がほぼ皆無なんですよ」と希望。岩井は「めちゃめちゃ成功してる人だとぐうの音お出なくなるので、ちょっとだけ下に見れる人がいいですね。『まあまあまあ、頑張りなよ』くらいで帰せる」とひねくれ目線を見せる。

小宮は「高円寺が地元なんですけど、名もない、顔が良くない、男の人がいるんですけど、すごい歌上手いんですよ。裸足でやってるんですよ。誰も聞いてないんですよ。その人がいいですかね」と希望し、山里から「困るわ!」とつっこまれる。しかし「いつか跳ね上がる人も来ても面白いかもしれない。スタッフさんも多分、提案するのもそんなプレッシャーじゃないだろうし」と山里が計画すると、小宮は「さっきも、『僕らみたいなもんにおつきあいいただきありがとうございました』ってカンペ出してましたもんね」と同意。山里は「あんなプライドを傷つけられるカンペないですよ!」と、言わされた言葉について抗議していた。

また、最近嫉妬したことについて聞かれた岩井は「相方(澤部佑)に、『岩井ってちょっと優しくしただけでめちゃくちゃ優しいと思われるからいいよな』って言われたんですけど、いやいや、普段から優しいって思われてる方がいいだろ」とエピソードを披露。澤部に嫉妬することはあるのかと聞かれるが、「澤部の出てるバラエティとかみてて、あ〜この場所に俺はちょっと行きたくはないなっていうのは。『俺じゃないな』、って」と心境を明かし、「あんまり、ないかもしれないですね」と語る。

一方、山里は「自分の世界観を持ってて、テレビの世界にいるわけじゃないコメンテーターが褒められてる時とか、すごい嫉妬しちゃう。ずるいよ、俺たちすげえ守ってるみたいに見えちゃう」と不満を述べる。小宮が「すげえしがみついてる」と頷き、岩井も「イケメンだったりした場合、『ふざけんなよ、そこまでかい』って」と同意した。

3人の中で1番ひねくれてるのは? という質問には、岩井に票が集まる。岩井は「正論を言いすぎて、そんなに言うなよ、腐ってると言われるだけで、そういう場合、世の中が間違ってる」と主張し、「山里さんが一番卑屈です。自分の中に殺すメモみたいなの……」と訴えると、山里は「それはみんな書くでしょ!」と叫ぶ。「 嫌なこと言われた時そのセリフとその人の名前! 逆襲できるタイミングが来た時に、そのセリフを読み上げてやるんだよ!」と吠えると、小宮が「売れてよかったですねえ」としみじみしていてた。

逆に心がまっすぐなのは、小宮という話題に。山里は「目線とか思考能力はあれですけど、心は真面目な感じ。今日もゲストが来る前に、スタッフさんに『今日のゲストの方、知ってるんですけど、知らない方がいいのか、この人知ってる! と言った方がいいのか』と聞いたら、『自由にしていいですよ』と言われて、ちゃんとOPで『この人知ってる!』って言ってた」と明かし、岩井から「真面目!」と言われていた。