元SMAPの木村拓哉が、9日に放送されたTBSのグルメトークバラエティ『人生最高レストラン』(毎週土曜23:30~)にゲスト出演。2011年に放送された同局系ドラマ『南極大陸』の北海道・根室でのロケに関するエピソードを語った。

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木村は極寒の地での撮影を振り返り、「肺が凍ってしまうので深呼吸はしないように」と注意されるほどだったと告白。また、東日本大震災が起きた2011年3月11日も撮影を行っていたと言い、揺れを感じた後、津波警報が鳴って避難することになったという。

番組では、ドラマスタッフのコメントを紹介。「真っ先にキャストを避難させた。すると木村さん自らスノーモービルを運転し再び湖に戻ってきた。木村さんが率先して、出演者、女性スタッフ、機材と順に高台まで運び、スタッフは止めたが、木村さんは『スタッフも俳優も関係ないから』と言った」と明かされると、木村は「現場にまだ機材もあるしスタッフも全員残っているし、ダメでしょって言って戻って。本当に怖かったし、でも自分が先にという頭にならなかったかな」と当時の心境を語った。

このエピソードに、MCのチュートリアル・徳井義実は「すごいな」と感動。SNS上でも「感動した」「咄嗟の状況判断がすごく的確で、温かくて優しい。そして力強くて頼もしい。尊敬する」「かっこよすぎ」「人として素晴らし過ぎる 敬服する」と称賛の声が続出した。