稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するAbemaTVのレギュラー番組『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜17:00~7.2時間生配信)が3日、生配信され、稲垣の主演映画『半世界』(公開中)にまつわる企画が行われた。

  • 7.2新しい別の窓

    「映画『半世界』を見に行きたくなる対決」の模様

番組では、「映画『半世界』を見に行きたくなる対決」を実施。人気ユーチューバーのRaMuとぷるーと向井が、まだ本作を見ていないという草なぎと香取に向けて『半世界』の魅力をプレゼンし、どちらがより見に行きたくなるプレゼンかを競った。

先攻のRaMuは「“人間関係”と“言葉”ひとつひとつの重みを感じることができた、というのが第一印象。この作品には“森”、“海”、“火”というさまざまなキーワードが出てくるのですが、一番の見どころは“男たちの友情”です」と紹介。稲垣は炭焼き職人を演じたが「静かに燃えているように見えてものすごい高温になっていて、出来上がるとギュッと引き締まり堅くなる様が、まさしく3人の友情にも例えられていると感じました」と述べ、「私はまだ21歳ですが、年を重ねてもまた見たいなあと思える映画です。実は、最後まで見逃せないこの映画。見どころ万歳でございます」とアピールした。

後攻の向井は「僕が感じたこの作品のコンセプトは、ずばり“共感”でございます。どこのシーンを見ても、どなたでも共感できるポイントが絶対にあるんじゃないか、と思うんです。例えば、家族関係、友人とのかかわり方、仕事への悩みなど、みなさまが経験した事のある事、そのすべてがぎゅっと詰まったのが、この『半世界』なのではないかと」と分析。「僕の好きなシーンというのが、アラフォー3人組が海岸でウイスキーのボトル缶を飲み回しする場面です。そのボトルを飲み終え、『おしくらまんじゅうをしようぜ』というシーンを見て、僕もその中に入りたい! と思いました」と熱く語った。

草なぎは「RaMuさんの作ってきたテロップが分かりやすかったですし、炭の堅さとか、熱く燃えて出来上がっている、という工程が、3人の男の友情を比喩しているというのが、良かったですね」と話し、香取は向井のプレゼンを聞いて「僕はまだ見れてないのに、本編のそのシーンの中に入っておしくらまんじゅうしたくなりますよね」と刺激を受けた様子。そして対決は、かなりの接戦でRaMuが勝利した。

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司会を務めた映画コメンテーターのLiLiCoも「“普通”を演じるのって、何よりも難しいと思ったんですよ。3人の出演者、それぞれが様々な葛藤を抱えていて、でも、それにもちゃんと理由があって。人生においては、どんなに頑張っても、後悔することってあるんだなと。もっとこういう風にすれば良かった、とか。すごくきれいに生きられるヒントを得られるんじゃないか」と作品の魅力を熱弁。さらに、「稲垣さんの“静かな演技”が良いんですよね、あの静かな演技が逆に心燃え上がるわけ」と稲垣の演技を評価した。

3人の話を聞いて、香取と草なぎは「見に行きますよ。劇場に見に行きますから」「慎吾、もうこれは、見に行くしかないよね! 劇場にね」と宣言。稲垣は「2人にぜひ見てもらいたいです」とうれしそうに話し、「僕にとっては、新境地となる作品でした。なかなかこういう映画、最近なかったと思うので。僕もこういう“普通”の役、”普通”の生活を営む話というのが逆に新鮮だったので」と語った。

ここで香取が「じゃあ、いまのこの流れで、吾郎ちゃん自らのプレゼンやってもらいますか!」とむちゃぶり。稲垣は「相当なむちゃぶりですね(笑)。こんなの急にできるわけないよ!」と困惑しつつ、「え~…『半世界』、只今公開中です! この映画魅力はこの3人のおっしゃる通りでございます(笑)」なとど話し、香取から「まだ(尺)あるよ! 好きなシーンとか!」とツッコまれると、「お父さん役をやっていますので。そして、おしくらまんじゅうをやっているところ」と必死に続けた。

出演者が“マネキンチャレンジ”に挑戦しているときに視聴者がツイッターでキーワードを投稿する番組恒例の企画も行われ、「#ななにーで映画半世界について語ってる」がTwitterトレンドの世界1位になるなど、大きな話題となった。

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