お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が、山下智久主演のTBS金曜ドラマ『インハンド』(4月スタート、毎週金曜22:00~)に出演することが21日、明らかになった。本作が初の連続ドラマレギュラー出演となる。

  • オリエンタルラジオの藤森慎吾
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『イブニング』(講談社)で連載中の朱戸アオ氏による同名漫画を原作とする同ドラマは、ロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲(山下)が主人公。そんな紐倉博士とお人好しの熱血助手・高家春馬(濱田岳)の凸凹バディが、クールでやり手な美人官僚・牧野巴(菜々緒)とともに、最新科学と医療にまつわる難事件に挑んでいくヒューマンサイエンスミステリーだ。

このたび、牧野と共にサイエンス・メディカル対策室で働くエリート官僚・御子柴隼人役に藤森慎吾が決定した。“チャラ男”芸人としてバラエティ番組で活躍している藤森だが、最近では映画『七つの会議』での強烈なサラリーマン役で存在感を発揮。迫力の演技が話題になるなど、役者としても注目を集めている。藤森演じる御子柴は、上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラだが、年下の牧野からいいように使われ、なんだかんだで事件調査に協力させられていく。

藤森は、初の連ドラレギュラー出演に「非常に光栄でうれしい半面、自分でも不思議です。映画『七つの会議』に出演させていただいたすぐ後に連続ドラマに出演できるなんて、今年はこの後に大きな落とし穴があるんじゃないかってちょっと疑っています(笑)」と心境を明かし、「だから今まで以上に私生活も気を引き締めて、清廉潔白な由緒正しき生活を送っていかないといけないなと思っています。作品の邪魔をしないよう、皆さんに迷惑をかけないように、真面目に一生懸命頑張ります」と意気込み。

演じる御子柴について「菜々緒さん演じる牧野と共に内閣官房サイエンス・メディカル対策室で働くエリート官僚。衣装もパキっとお堅い感じで、こういう格好をすることはあまりないので新鮮でうれしいです。ただ、監督からは、エリートではあるけどそんなにキリっとしてないイメージだと言われているので、チャラ男な雰囲気を3%くらい残しつつ(笑)、キリっとし過ぎていない部分を僕なりに表現していけたらと思っています」と語る。

さらに、「監督が、バラエティで見せている“チャラ男”じゃないところにすごく魅力を感じると言ってくださっているので、視聴者の皆さんが『藤森ってこういう表情もあるんだ』って思うような、僕の新たな一面を見せられるように役と向き合っていきたいと思います。皆さんからは『調子に乗るな!』と言われそうですが・・・同い年で仲良くさせてもらっている小栗旬さんに、実はたまに演技の相談をさせていただいたりすることもあって。僕ごときがすみません!(笑) でもこんな僕にもすごく真剣にアドバイスをくださるんです。そんな小栗さんからもエールをもらったので、全力で臨みます!」と小栗からのエールを明かした。

また、主演の山下について「まだ顔合わせの時にちらっとお会いしただけなのですが、めちゃくちゃスターでした。山下さんが入ってきただけでも、その場の雰囲気がパッと変わるオーラがあるんです。これまでの出演作もたくさん観ていますが、特にドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の大ファンで。そんな山下さんとご一緒できるなんて本当に光栄ですし、いろいろ勉強させていただきたいと思っています」と語り、「ただ山下さんと対峙するシーンがあったら、お芝居以前にテレちゃいそうで・・・まずはそこが心配です(笑)。撮影初日も菜々緒さんを前にしてガッチガチに緊張しちゃってヤバかったですから! とにかく少しずつ現場に慣れていきながら、皆さんとも仲良くなれたらと思っています」と話している。

牧野や御子柴の上司で室長の網野肇役には、数々の作品に引っ張りだこの名バイプレーヤー・光石研が決定。警察庁からの出向で来ている網野は、大きな問題を起こさず平穏無事に過ごしていればそのうち本庁に戻れると考える現状維持派。そのため、成果を上げて一秒でも早く外務省に帰りたい前のめりな牧野とは毎回言い争いが絶えない。

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