俳優の濱田岳とモデルで女優の菜々緒が、山下智久主演のTBS金曜ドラマ『インハンド』(4月スタート、毎週金曜22:00~)に出演することが6日、明らかになった。

  • 濱田岳、山下智久、菜々緒

    左から濱田岳、山下智久、菜々緒

『イブニング』(講談社)で連載中の朱戸アオ氏による同名漫画を原作とする同ドラマは、ロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲(山下)が、次々と起こる難事件を、天才的なひらめきとあっと驚く科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリー。このたび、紐倉と一緒に事件に挑むお人好しの熱血助手・高家春馬役に濱田岳、クールでやり手な美人官僚・牧野巴役に菜々緒が決定した。

濱田演じる高家は、救命救急の専門医だが、ある事件をきっかけに紐倉と出会い、助手として雇われることに。人嫌いでドSな変わり者・紐倉とは対照的に、正義感が強く心優しい熱血タイプ。お人好しな性格のため、自分勝手な紐倉にいつも振り回されてしまう。山下と濱田の共演は、フジテレビ系ドラマ『プロポーズ大作戦』以来11年ぶり。

紐倉と高家のもとに事件調査の依頼を持ち込むのが、菜々緒演じるクールでやり手な美人官僚・牧野。医療機関で起きる未知の病気などに対処する内閣官房サイエンス・メディカル対策室に外務省から出向してきた、容姿端麗、頭脳明晰なエリートだ。結果を出してできるだけ早く外務省へ戻りたいという強い思いがあるため、あることをエサにして紐倉に事件調査への協力を依頼する。ドSの紐倉と気の強い牧野のクスっと笑えるこぜり合い、いつも2人に巻き込まれる高家、そんな3人のコミカルな掛け合いも見どころの一つだ。

濱田は、演じる高家について「あくの強い2人に挟まれてしまうポジションです(笑)。ツッコミがかなり大事になってくる立ち位置だと思うので、僕なりにがちゃがちゃやって楽しみたいと思います」とコメント。11年ぶりの共演となる山下については「実は山下くんは、僕が初めて仕事でキスをした相手なんです(笑)。僕の“初めて”をあげた相手なので、絶大なる安心感があります。甘酸っぱいあの日のキスが、このドラマでも生きるかもしれないですね(笑)。久々の共演が今から楽しみです」、菜々緒については「CMで何度も共演していますが、菜々緒さんは言葉のキャッチボールをするのが本当に楽しいと感じる方なので、この作品でもご一緒できるのが楽しみです」と語る。

菜々緒は、演じる牧野について「私はこれまで強い女性、というか悪女を演じることが多かったのですが(笑)、牧野は強い中でもちょっと違うタイプの女性な気がします。強くもあるんですが、その中に一生懸命さがある温かい女性というイメージ。泥臭いタイプの女性は今まであまり演じたことがないので、私自身もすごく楽しみにしています」とコメント。山下については「同じ作品に出ていたことはあるんですけど、同じシーンが一回もなかったので、今回しっかりとご一緒できるのがすごく楽しみです」、濱田については「たまに『金ちゃん』って呼びそうになるくらいCMでも仲良くやらせていただいているので(笑)、この作品でもセリフの掛け合いをするのが楽しみです」と話している。

そして山下は「それぞれと共演経験はありますが、3人が集まったらどうなるかは未知なのでとても楽しみですし、いい現場になるだろうというワクワク感が大きいです。ふり幅のある役をたくさん演じてこられているお2人なので、紐倉、高家、牧野というバラバラの3人の関係性をいいバランスで見せていけるんじゃないかと思っています」とコメント。「特に岳くんとは10年以上ぶりの共演なので、すごく楽しみです。僕は自由にがちゃがちゃやっちゃうタイプだけど、岳くんはものすごく周りが見える人。そんな岳くんがしっかりまとめてくれるだろう、と僕の方こそ絶大な安心感があります(笑)。前回の共演からお互いに成長しているところもたくさんあると思いますし、そういう部分も共有しつつ楽しい現場を作れたらうれしいです」と濱田への安心感を明かした。

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