俳優・浅野忠信の長男で俳優の佐藤緋美が、TBS系日曜劇場『グッドワイフ』(毎週日曜21:00~)の第4話(2月3日放送)にゲスト出演し、ドラマデビューを果たすことが27日、わかった。

  • 『グッドワイフ』

    第4話にゲスト出演する佐藤緋美

このドラマは、リドリー・スコットが製作総指揮を務め、2009年から7年間アメリカで放送された『The Good Wife』が原作。夫(唐沢寿明)の裏切りと逮捕で人生が一変してしまった主人公・蓮見杏子(常盤貴子)が、弁護士という仕事を通して自らの困難に果敢に立ち向かっていく姿を描く。

佐藤は、昨年初舞台にして主演という大役に大抜てきされ俳優デビュー。そして今回、2年前に『A LIFE~愛しき人~』で父・浅野忠信が怪演を見せた日曜劇場で、ドラマデビューする。

佐藤が演じるのは、野球部所属の高校生・荻原翔平。杏子(常盤)のかつての住まいの近所に住んでいて、翔平の母・奈津子(須藤理彩)と杏子は大親友といえるほど仲が良く、翔平も杏子は気軽に相談できる相手だった。しかし、杏子の夫・壮一郎(唐沢)の事件以降、奈津子の方から連絡を絶っていた。

そんなある日、翔平は近所のマンションの屋上で隠れて喫煙していたところを管理人に見つかってしまう。野球部が大会に出られなくなることを恐れた翔平は、杏子を頼って神山多田法律事務所を訪ねる。杏子に諭され、親である奈津子に説明するため2人で翔平の自宅に行くが、そこへ警察がやってきて翔平を連行してしまう。ある傷害致死事件の重要参考人だというのだ。身に覚えのない罪を翔平は否認するが、指紋や目撃証言など次々と有罪となるべき証拠が出てくる。果たして翔平の罪の行方は・・・?

佐藤は「ドラマでの演技は初めてで、自分では苦手だと思っていました。舞台とはまったく違うし、人見知りな性格なので緊張しましたが、無事に撮影を終えることができてよかったです。あっという間でしたが、楽しくてとてもいい経験になりました」と初めてのドラマでの演技を振り返り、主演の常盤について「すごく優しくて、緊張している僕の気持ちを和らげようと、たくさん会話をしてくださり、リラックスして撮影に参加できたのがとてもうれしかったです」と語った。

どんな俳優になりたいか聞かれると、「とにかくいろんな作品に出演できる俳優になりたいです。ドラマ・映画・舞台、これからもっともっといい作品に出会えたらいいなと思っていますし、楽しみです」と答え、目標にしている俳優については「一番近くに大先輩がいるし、役者として尊敬している人もたくさんいますが、やっぱり目標は自分自身。佐藤緋美という役者でありたいです」と話した。

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