JR西日本は17日、同社初という車載型IC改札機を備えた車両を境線(米子~境港間)に導入し、2019年3月16日の始発列車から境線でJR西日本のICカード乗車券「ICOCA」が利用可能になると発表した。

  • 境線が3月16日から「ICOCA」エリアに

車載型IC改札機を導入した車両では、「ICOCA」の他に全国相互利用対象のICカード乗車券「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」も利用可能。これにより、すでに「ICOCA」などを利用できる松江・米子・伯備地区(出雲市駅~伯耆大山駅間・根雨駅・生山駅・新見駅)に加え、新たに境線へ「ICOCA」エリアが拡大される。

新たに「ICOCA」が利用可能となるエリアは境線各駅で、境線内で乗降が完結する場合はもちろん、すでに「ICOCA」が利用可能なエリアから境線に乗り換え、境線の駅で降車する場合も利用できる。ただし、「ICOCA」未対応のエリアから境線に乗り換えた場合は「ICOCA」を利用できない。

  • 車載型IC改札機による「ICOCA」利用イメージ