エア・カナダは6月2日、成田空港とケベック州のモントリオールを結ぶ直行便の運航を開始した。就航初日には成田空港第1ターミナルビルにて、「エア・カナダ『東京(成田)-モントリオール線』就航記念セレモニー」を開催した。

  • 6月2日、モントリオールから到着したAC005便を歓迎する放水セレモニーを実施

    6月2日、モントリオールから到着したAC005便を歓迎する放水セレモニーを実施

式典に先立って、モントリオールから到着したAC005便を歓迎する放水セレモニーが行われ、その後、17時27分に成田からの初便AC006がモントリオールに向けて旅立った。同便はカナダ時間の2日16時30分にモントリオールへ到着する。成田空港とケベック州のモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港を結ぶ同路線には、ボーイング787ドリームライナーを導入。夏の旅行シーズンには毎日、冬期には週3便体制で運航する。

今回のモントリオール線により、エア・カナダが日本と直行便で結ぶ都市は、モントリオール、トロント、カルガリー、バンクーバーの4つとなった。今回の新規路線によって、カナダ東部とアメリカ北東部から乗り換えなしで日本に行けるようになり、また、他のアジア諸国への利便性も高まる。

  • 成田空港にて就航記念セレモニーを実施

    成田空港にて就航記念セレモニーを実施

就航記念セレモニーにて駐日カナダ大使 イアン・バーニー氏は、「私はカナダ大使として日本に就任してから1年半ですが、エア・カナダの新規路線就航セレモニーに参加するのは、昨年の『名古屋-バンクーバー線』に続いて今回が二度目になります。来年で外交関係樹立90周年を迎える両国ですが、まだ知られていない地方もたくさんあります。是非、モントリオールをはじめ、ケベック州のほかの地域やカナダ大西洋岸の地域を訪れ、新しい発見を満喫してほしい」とコメントした。

  • 夏の旅行シーズンには毎日、冬期には週3便体制で運航する

    夏の旅行シーズンには毎日、冬期には週3便体制で運航する