4月スタートの連続ドラマが概ね折り返し地点を迎え、ここまでの全話平均視聴率トップは、5話平均で14.9%をマークしているV6・井ノ原快彦主演の『特捜9』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~)となった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。

2018民放春ドラマ中間平均視聴率ランキング

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    対象は4月スタートのプライムタイム(19~23時)に放送されている地上波民放連続ドラマ。各話の番組平均視聴率を元に放送時間を加重平均して算出。

『特捜9』は、06年にスタートした故・渡瀬恒彦さん主演の『警視庁捜査一課9係』を引き継ぎ、井ノ原演じる浅輪直樹刑事ら「9係」に所属していたメンバーが、寺尾聰演じる新班長・宗方朔太郎のもと、新部署「特別捜査班」で再結集し、難事件に立ち向かっていくもの。今年の民放連続ドラマ初回放送最高となる16.0%でスタートし、以降も高水準で推移している。

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『特捜9』新班長役の寺尾聰

続く2位は、4話平均で13.1%の波瑠主演『未解決の女』(毎週木曜21:00~)、3位は、5話平均で12.9%の内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長 season3』(毎週木曜20:00~)で、トップ3をテレビ朝日の刑事ドラマが独占。

4位は、好調が続くTBS・日曜劇場枠の嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)、5位は吉高由里子主演『正義のセ』(日テレ系、毎週水曜22:00~)で、2ケタに乗せたのは、この5作品となった。

初回視聴率と、ここまでの全話平均視聴率を比較して数字がアップしたのは、『警視庁・捜査一課長 season3』と、杉咲花主演『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系、毎週火曜22:00~)、ディーン・フジオカ主演『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の3作品のみとなっている。

ランキングの対象は、プライムタイム(19~23時)に放送されているドラマだが、TOKIOの松岡昌宏が主演する『家政夫のミタゾノ』(テレ朝系、毎週金曜23:15~ ※一部地域除く)は、23時台ながら4話平均で6.8%と健闘。11日放送の第4話は、自己最高の7.5%をマークしている。