22日に嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』(TBS系)がスタートし、4月スタートのプライムタイムの民放春ドラマ初回視聴率が出そろった。トップは、16.0%をマークしたV6・井ノ原快彦主演のテレビ朝日系『特捜9』で、2位も同局系の波瑠主演『未解決の女 警視庁文書捜査官』が入り、テレ朝の刑事ドラマがトップ2となった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。

2018民放春ドラマ初回視聴率ランキング

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    対象は4月スタートのプライムタイム(19~23時)に放送されている地上波民放連続ドラマの初回放送分。

『特捜9』(毎週水曜21:00~)は、06年にスタートした故・渡瀬恒彦さん主演の『警視庁捜査一課9係』を引き継ぎ、井ノ原演じる浅輪直樹刑事ら「9係」に所属していたメンバーが、寺尾聰演じる新班長・宗方朔太郎のもと、新部署「特別捜査班」で再結集。初回視聴率の16.0%は、今年の民放連続ドラマの初回放送としても、元SMAPの木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレ朝、15.7%)を抑えてトップの数字で、第2話も15.4%という高視聴率をマークした。

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『特捜9』新班長役の寺尾聰

続く2位に入った『未解決の女』(毎週木曜21:00~)は、波瑠演じる体力と柔術には自信のある肉体派熱血刑事・矢代朋と、鈴木京香演じる文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙がタッグを組んで事件を解決していくもので、こちらも14.7%と好スタートを切った。

3位は、好調が続くTBS・日曜劇場枠の『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)で13.7%をマーク。続く4位には、またもやテレ朝の刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』(毎週木曜20:00~)が12.7%で入った。

5位は吉高由里子主演『正義のセ』(日テレ系、毎週水曜22:00~)で11.0%、6位は岩田剛典主演『崖っぷちホテル!』(日テレ系、毎週日曜22:30~)で10.6%となり、2ケタに乗せたのはこの上位6作品。だが、『正義のセ』『崖っぷちホテル!』いずれも、第2話では10%を割る数字で推移している。