日産自動車は9日、北京モーターショー(中国で4月25日〜5月4日に開催)にて、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する最新の商品と先進技術を出展し、競争の激しい中国市場で、成長を続ける同社の中国における強みと成長の深化を示すと発表した。100%電気自動車のクロスオーバーコンセプト「IMx KURO」と新型「リーフ」に加え、世界初公開となる新型電気自動車を出展する。

  • 「IMx KURO」

今回出展する新型電気自動車は、中国市場の高まるEV需要に応え、かつ同社の新中期計画「日産M.O.V.E to 2022」と、同社の中国における合弁会社である東風汽車有限公司(DFL)の新中期計画「DFL TRIPLE ONE PLAN」の目標達成に貢献する、中国の購入者の関心を惹きつけるモデルとのこと。「ニッサン インテリジェント モビリティ」の重要な柱のひとつである、同社が独自開発したe-POWER技術も同ショーに出展する。

  • 新型「リーフ」

  • 「テラ」

また、2018年ニューヨーク国際自動車ショーにて、ワールド・カー・アワードの「2018ワールド・グリーン・カー賞」を受賞した電気自動車の新型「リーフ」、ドライバーの脳波を測定・解析することで、マニュアル運転時や自動運転時においてもドライバーの運転をサポートする「Brain to Vehicle(B2V)」技術を搭載した100%電気自動車のクロスオーバーコンセプト「IMx KURO」、新中期計画「日産M.O.V.E to 2022」においてLCV事業の新型車第一号となる「テラ」を出展。まもなく中国で発売予定の「テラ」は、日産LCVの「どこにでも行ける(Go Anywhere)」を体現する本格的なフレームSUVとなっている。