日産自動車は19日、「フェアレディZ」に北米で愛された1977年の「280Z スペシャルデコレーションパッケージ(ZZZap)」のデザインをリメイクした「フェアレディZ Heritage edition」を追加し、5月11日に発売すると発表した。当時人気を博したレーシングストライプが、現在のスポーツカーとして復活する。

  • 「フェアレディZ Heritage edition」(オプション装着車) カラーは「プレミアムアルティメイトイエロー」

「フェアレディZ Heritage edition」のインテリアは、ブラック色のステアリング、センターコンソール、シフトノブなどに、鮮やかなイエローを随所にあしらうとともに、専用シートにはイエローで“370Z”の刺繍を施している。ボディカラーは、特別塗装色の「プレミアムアルティメイトイエロー」を含む全4色を設定した。

「フェアレディZ」は、1969年の初代「S30」誕生より、走る喜びや愉しさを満喫できる真のスポーツカーとして世界中から長く親しまれている。同社は、今なお“Z”の進化を加速させるべく常に走りと向き合い、スポーツカーとしてのこだわりを持って技術と情熱を注いでいくとのこと。

「フェアレディZ Heritage edition」の価格は、6MT車が408万240円、7M-ATx車が415万8,000円(どちらも税込)。