2017年度(17年4月3日~18年4月1日)の在京キー局平均視聴率がまとまり、日本テレビが引き続き、ゴールデン(19~22時)・プライム(19~23時)・全日(6~24時)の3冠を達成した。

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    期間は、2017年4月3日~18年4月1日。数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。単位は%。カッコ内は前年同期との比較値

日テレは、日曜日を中心にレギュラー番組が好調。ゴールデン12.4%、プライム12.0%と前年から上昇したが、全日は0.3ポイント減少して8.1%となった。

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日本テレビ本社=東京・汐留

この全日で上昇したのは、テレビ朝日とTBS。『羽鳥慎一モーニングショー』が前年度に引き続き同時間帯トップをマークするなど、平日の情報番組が好調なテレ朝は、ゴールデン・プライムで数字を下げたものの、全日で0.1ポイント上昇となった。TBSも0.2ポイント上昇で6.3%となり、NHKに同率で並んだ。

テレ朝とTBSは、ゴールデンで接戦を繰り広げており、17年度は9.9%の同率。ただ、テレ朝が0.4ポイント減、TBSが0.1ポイント増での着地となっており、今後の動向に注目だ。

苦戦が続くフジテレビは、全日は前年同率をキープしたが、ゴールデン・プライムで減少。ただ、上期(17年4~9月)から下期(10月~18年3月)を比較すると、ゴールデンは0.2ポイント増の7.9%、プライムは0.1ポイント増の7.7%となっている。