俳優・鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第12話「運の強き姫君」が25日に放送され、平均視聴率が14.1%だったことが26日、分かった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。前回から0.5ポイント下がったものの、初回から15%前後を推移している。

北川景子

北川景子

12話で描かれたのは、篤姫(北川景子)の悲運と苦悩。薩摩藩主・島津斉彬(渡辺謙)は、一橋慶喜(松田翔太)を13代将軍・徳川家定(又吉直樹)の後継者とするために篤姫を将軍家に嫁がせたが、江戸に来て2年経っても輿入れが決まらず。篤姫の指南役・幾島(南野陽子)が家定の母・本寿院(泉ピン子)との接触に成功し、ようやく婚儀が正式に決まる。

しかし、家定が病弱であるため子どもを授かることができないことに加え、慶喜を次期将軍にするための重責を担っていることを斉彬から聞かされ、「私は不幸になっても構いません」「お父上のためなら、篤は喜んで不幸になります。この命、ただ幸せになるためだけにあるのではございません」「お父上の娘になれただけで、篤は幸せでございました」と思いを伝えた篤姫。

しかし、安政の大地震の夜、篤姫は吉之助だけに胸の内を明かし、涙ながらに秘めた思いを吐露する……。悲運の中で覚悟を決めていく篤姫の姿に、Twitter上では、「涙、グッとくる…」「悲運の篤姫に涙」「覚悟を決めた北川篤姫カッコいい」「切なすぎ」「美しくて強くて健気」など感動の声と共に、北川の演技を褒める声が数多く書き込まれた。

『西郷どん』視聴率推移・一覧(ビデオリサーチ調べ・関東地区)