ソフトブレーン・フィールドは2月20日、働く主婦を対象とした「現在の働き方と理想に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年1月23~28日、調査対象は40代から50代を中心とする同社のキャスト会員(既婚女性・平均年齢47歳)、有効回答は572人。

7割超が「希望通りの働き方ができている」

まず、現在の働き方についてどのように感じているのか尋ねたところ、「希望通り」と答えた割合は前年比5ポイント増の16.3%となり、「まあまあ希望通り」の55.6%を合わせて、71.9%が希望通りの働き方ができていると回答した。

  • あなたの理想の就業形態は?

希望通りの働き方ができていないと答えた主婦にその理由を聞くと、最も多かったのは「希望する職種に就いていないから」の24.8%で、以下、「家事が忙しいから」が23.0%、「育児が忙しいから」が22.4%との順に。同社は「仕事を選ぶ際に、希望する職種よりも、家事や育児などを優先し、今の自分にできる職種を選んでいる」と推測している。

理想の就業形態は、「パートタイム形態」が31.3%、「フリーランスや自営業」が31.3%と続き、「フルタイムで働く社員形態」の19.9%を大幅に上回った。同社は「働く形態にとらわれずにワークライフバランスを重視した働き方を選ぶ人が多い」と分析している。

労働環境の問題(家事・育児の心配、扶養控除や社会保険の適用範囲制限など)がなければ、フルタイムで働きたいかとの問いに対しては、64.9%が「フルタイムで働きたい」と回答。働く主婦からは「子育て中なので、今はパート形態だが、正社員になって 思いきり仕事がしたいと考えている」(40代パートタイム形態)、「これから子どもの進学に伴いお金がかかることが予想されるから」(40代フリーランスや自営業)といった声が寄せられた。