ビースタイルは1月19日、働く主婦層の「家計と稼ぎ方」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2017年11月23日~30日、同社登録者および同社運営の「しゅふJOBパート」に登録する主婦を対象に、インターネットで行われた。有効回答数は745件。

2018年の家計は「苦しくなる」が48.9%

  • ビースタイル働く「主婦層の家計と稼ぎ方」  2018年の家計はどうなりそうですか?

    2018年の家計はどうなりそうですか?

2018年の家計がどうなるか聞いたところ、「苦しくなりそう」(48.9%)、「変化はなさそう」(39.2%)、「ゆとりができそう」(11.9%)となった。

「苦しくなりそう」と回答した人からは、「給料も上がらないし、景気も良くならない。なのに、物価は上がる」(40代:パート/アルバイト)、「息子、娘が大学、高校受験。扶養を超えて働けば税金で持っていかれて家庭収入は多くならない」(50代:パート/アルバイト)、「介護などで普通に働けず、仕事がなくなり、さらに医療費でかさむことが予想される」(40代:SOHO/在宅ワーク)といった声が寄せられた。

  • ビースタイル働く「主婦層の家計と稼ぎ方」  本業以外で家計を増やす方法

    本業以外で家計を増やす方法

本業以外で家計を増やすとしたら、どんな方法を選択するか尋ねたところ、「副業(雇用契約)」(39.2%)や「副業(業務委託契約)」(34.1%)など、6割近くが契約形態に限らず「副業」を選択した。また、Tポイントなどの「ポイントをためる」(31.8%)や、メルカリやブックオフなどで「中古品など所有物を売る」(29.5%)、株や投資信託といった「金融商品の売買」(23.0%)など、スマートフォンで手軽にできる方法を選んだ人も多かった。

  • ビースタイル働く「主婦層の家計と稼ぎ方」  2018年は、2017年より女性が働きやすくなると思う理由

    2018年は、2017年より女性が働きやすくなると思う理由

「2018年は、2017年より女性が働きやすくなると思いますか?」と質問した結果、「思う」は38.7%、「思わない」が61.3%となった。「働きやすくなる」と思う理由を尋ねると、「働く女性の数がさらに増える」(60.4%)がトップに。次いで「職場や社会の理解がさらに進む」(46.5%)、「産育休や在宅勤務などの制度がさらに充実する」(33.3%)といった理由を挙げる人が多かった。