JALは日本アイ・ビー・エムの協力により、赤ちゃん連れでハワイ旅行を検討している人に向け、チャット形式で自動的に悩みに回答するJALバーチャルアシスタントサービス「マカナちゃん」を期間限定で実施する。サービス期間12月5日~2017年1月10日で、24時間対応する。

「マカナちゃん」のイメージ画像

"マカナ"はハワイ語で"贈り物"という意味で、「マカナちゃん」は赤ちゃん向けの空港サービス、機内サービスやハワイで離乳食を入手する方法といったさまざまな悩みにこたえるサービス。従来は、コールセンターやJALホームページなどで情報を提供してきたが、このサービスを利用するといつでも簡単・気軽にパソコン、スマートフォンを通じて質問できるようになる。

「マカナちゃん」は、最新のコグニティブ・テクノロジーである「IBM Watson」の自然言語の分類と対話技術を使って大量の情報を学習し、適切な回答を導き出す。同サービスを開始するにあたり、コールセンターの対応履歴やJALで蓄積してきた旅行関連情報に加え、JALと日本IBMの社員約1万人から集めた想定質問などを活用して学習を進めた。これによって蓄えられた知見をもとに、今後は一般とのチャットによる対話で学習を続け、応答精度を高めていく。