女優の菜々緒と、俳優の光石研が、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(毎週火曜22:00~22:54)のきょう17日放送の第5話で、ラブシーンを披露する。

菜々緒(左)と光石研

初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)を舞台に、松坂演じる里見偲と、ヒロインの木村文乃演じる猪熊夕貴が、恋人同士であることを隠し、コンビを組んで事件に挑むが、菜々緒演じる謎の美女・橘カラに運命を狂わされていく同作。カラは、同棲する里見と猪熊を監視するため、近くに住む光石演じる独身デザイナー・渡公平の部屋に居候している。

カラの本当の目的を知らない渡は、その美貌に翻弄(ほんろう)され続け、前回放送の4話では婚約指輪を見せてプロポーズしており、今夜の第5話で、いよいよ寝室へ。あの手この手でカラを落とすのに必死の渡に、カラは「口を開けて」と命令し、大きく口を開けた渡に、カラの顔がだんだん近づいていく。

撮影を終えた光石は「カラは…魔性」と、その悪女ぶりをひしひしと感じた様子。それでも、今回のラブシーンには、光石がセリフや動きのアイデアを出すなど、その役得を生かしており、「芝居としてやりすぎかなと思うこともありますが、監督は『もっとやってください』と言ってくださるので、調子に乗ってやっています。本当に楽しいですね、こういう役は」と、すっかりご満悦だ。今作での光石の出演は、ほとんどが菜々緒とのシーンで「世の男性に刺されるんじゃないかな(笑)」とも語った。

第5話では、カラの策略によって、里見と猪熊の仲は、ますます険悪になる。一方、里見は単独での捜査に限界を感じ、ホステスのアイ(佐野ひなこ)とレイ(入山杏奈)の協力を受け、カラの家に潜入。すると、カラの過去にまつわるある物を発見する。