「I LOVE DOGな都道府県No.1は? 」インフォグラフィック

廣済堂が運営する「いぬねこマガジン」はこのほど、ランキング「I LOVE DOGな都道府県No.1は? 」とそのインフォグラフィックを公開した。

同ランキングは、総務省・厚生労働省・気象庁が公開する統計データを元に「100人あたりの犬の登録頭数が多い都道府県」を集計したもの。総務省「人口推計」(平成25年10月1日現在)の各都道府県の総人口と、厚生労働省「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等」(平成25年度)の各都道府県における犬の登録頭数のデータを利用し、100人あたりの犬の登録頭数を計算。ランキングを作成した。インフォグラフィックは、同調査結果における100人あたりの犬の登録頭数の偏差値をもとに、都道府県ごとに色付けしたものとなる。

100人あたりの登録頭数が最も多い件は三重県で、次いで2位に香川県、3位に岐阜県が続く結果となった。インフォグラフィックを見ると、東海・南海地域に犬の飼い主が多い地域が集中し、日本海側に少ない地域が集中していることがわかった。その要因を調べたところ、持ち家比率、一戸建て比率、1住宅当たりの敷地面積と、人口あたりの犬の登録頭数は「ほとんど相関なし」という結果となり、住宅事情と飼われている犬の頭数にはほとんど関係がないということが判明した。

「I LOVE DOGな都道府県No.1は? 」ランキング

一方で、「年間日照時間」のデータは、犬の頭数と唯一相関が認められ、相関の度合いもかなり高かった。年間日照時間が多いことは「晴れの日が多い」ということを示しており、インフォグラフィックを見ても、冬の間は雪雲に覆われることが多い日本海側では、人口あたりの犬の登録頭数が少ない地域が集中している。

「いぬねこマガジン」は、その理由について、犬の日課である「散歩」が大きく関わっているのではないかと推察しており、「季節を問わずに毎日行うことだからこそ、お天気を気にせず出掛けられる地域でワンちゃんを飼っている人が多いのかもしれませんね」とコメントしている。