興行収入45億円を突破し、5週連続で興行収入ランキング1位を記録しているディズニー映画『シンデレラ』(公開中)のスペシャル動画がこのほど、公開された。劇中の代表的なシーンに加え、監督や主要キャストが本作の魅力を語る内容となっている。

シンデレラ役のリリー・ジェームズ

映像の中でケネス・ブラザー監督は、「アニメーション版を超える21世紀らしい作品になる」と意気揚々と語る。シンデレラを演じたリリー・ジェームズは「こんな偉大な役は恐れ多い」としながらも、作品について「誰もが知る象徴的なシーンもしっかりと描かれている」とコメント。フェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム=カーターも「結末を知っていても新鮮な気持ちでドキドキすると思う」と口をそろえる。

なじみ深いストーリーながら、新解釈を加えたキャラクターやリアリティを追求したビジュアルなど、現代版へと進化した『シンデレラ』。キット王子を演じたリチャード・マッデンはシンデレラと王子の関係について、「現代にふさわしい若者像」とさえ語っている。

キャストのコメントの合間には、シンデレラが姉妹になじられる場面や王子と出会う場面、魔法にかけられたカボチャの馬車など、アニメーションから実写映画として生まれ変わった代表的なシーンの数々が流れ、『シンデレラ』が映像としても"更新"されていることが伝わる。

実際に鑑賞した観客からも「アニメーションのシンデレラを超えた!」、「シンデレラの生い立ちが描かれていて新鮮」という声があがっている本作。また、女性向けと思われがちだが、男性客からも「実写だからこそ感じる愛があり、感情移入できる」という王道のシンデレラ・ストーリーをストレートに楽しめたという意見や、「王が王子に残した言葉に息子への強い愛を感じた」といった王と王子の関係に感動したという感想も寄せられているという。


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