映画『FUJIKO』(6月5日 TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開)のメイキング映像が公開された。
重要なシーンのメイキング映像
公開を目前に控え、今回解禁となったのは、義母家族に娘・麻理を奪われた主人公・富士子(片山友希)が、母親とともに嫁ぎ先である古宮家を訪れ、今後について話し合う重要なシーンのメイキング映像。
富士子の母親を演じる岸本加世子と、いじわるな鬼姑、古宮敏子を演じたYOUの大バトルを控え、現場にはピリピリとした緊張感が漂う。
「ほんとにこれ(お茶)かけます?」とスタッフに確認する岸本の問いに対し、「どうぞ、バーンとかけてください」と応じる YOU。迫力あるシーンを収めるため、茶碗の大きさや水量についてスタッフと入念な打ち合わせを行った後、YOU は「あの、全然顔面とかに水かけちゃってください。頑張ります」と笑顔を見せ、現場には一瞬和やかな空気も流れる。
しかし、本番が始まると空気は一変。「だまって聞いてりゃ、ふざけたことぬかしやがって!」という岸本の怒号とともに、水が勢いよくYOUへ浴びせられる。するとYOUも、「誰がババアだ、このババア!」と机に乗り上げ、湯飲みの水を投げ返して応戦。両家の激しい罵声と水しぶきが入り乱れる、壮絶な修羅場が繰り広げられる。
その後、「カット!」の声が響くと、現場は一転。笑い声があふれ、互いを気遣う言葉も交わされるなど、和やかな空気に包まれた。
【編集部MEMO】
映画『FUJIKO』ストーリー
舞台は、1977年の静岡。嵐がひどく停電した病院で娘・麻理を出産した富士子。母親になった喜びも束の間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け続けたあげく、姑と義姉に麻理を奪われてしまう。愛する幼な子と引き離された絶望の中、実母・千代の力を借りなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決める。しかし、その先に待ち構えていたのは、図らずも自身が憧れていたロックンロールのような波乱万丈の人生だった――。

