俳優でタレントのユースケ・サンタマリアが10日、都内で行われたミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』製作発表会見に、共演者のムロツヨシ、皆川猿時、上演台本・演出を担当した福田雄一氏らとともに登場した。

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』製作発表会見に出席したユースケ・サンタマリア

本作は、イギリスのコメディ・グループ"モンティ・パイソン"のメンバーであるエリック・アイドルが脚本・音楽・詞を手掛けたブロードウェイミュージカル。神のお告げを受けたアーサー王が聖杯を探す旅に出る物語。舞台は2015年2月16日~3月1日(東京公演)、3月6日~8日(大阪公演)、3月14日~3月15日(福岡公演)に上演される。

会見では、ユースケには1人だけ違う集合時間をアナウンスし、本人の代わりにものまね芸人のホリが製作発表に登壇するというドッキリが仕掛けられた。ユースケに扮したホリは、主役席に着席すると、3年ぶりの上演となる本作について「この舞台はとにかく思い入れの深いものでしてね。前回アーサー王役として演じさせてもらいまして、前回から3年経っているんですけど、終わってから毎日酒をかっくらっていたわけですよ。最近肉を食わなくなってね」と、ユースケのそっくりのものまねを披露。

会場が盛り上がる中、私服姿で登場したユースケは「何だいこりゃ! 何でホリ君がいるのよ!? 入り口から中でなんかやってんなあって思って見ていたら、何なのよ!」と突っ込みながら登場。ドッキリにはめられた理由について、福田氏から「前回の上演の時に(舞台が過酷なため)風邪を引いてずる休みしたり、すぐに降板したいと言ったり、(代役として)筧利夫さんを呼んでと言っていたなどの数々の悪事に対する(代理はいるという)戒めのため」と明かされると、ユースケは「でも、今回も降板する可能性は否めない」と反省の色はなし。

「百歩譲って(ホリか筧と)Wキャストでいこうよ」と主張を繰り広げるも、最終的には「十中八九、降板しない」と約束させられた。また、都合により会見欠席となった平野綾は「チャーミングでぶっ飛んでいるような様々な面が見せられたらと思います。しっかりお稽古に励みたいと思います」とメッセージを寄せた。