活動を休止していたタレント・矢口真里が23日、日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』(毎週月~金 13:55~15:50)に生出演し、1年5カ月ぶりに芸能界に復帰した。以下、司会の宮根誠司、芸能リポーター・井上公造氏からの質問に対するすべての発言とパネリスト(春香クリスティーン・森本敏・春川正明)とのやりとり。間にニュースなどを挟み、矢口は約1時間半にわたって一連の不倫騒動や現在の心境などについて語り続けた。
冒頭のあいさつ
宮根誠司(以下宮根):あらためまして、矢口真里さんです。よろしくお願いしまーす!
矢口真里(以下矢口):よろしくお願いします。みなさん、ご無沙汰しております。矢口真里と申します。この度は私事で大変お騒がせしてしまいまして申し訳ありませんでした。今日は、よろしくお願いします。
宮根:1年5カ月ぶりということですけど、遅いわ! 復帰が!
矢口:すみません(笑)。
宮根:だいたい、僕らテレビの人間は出て稼がんと、お金になれへんからね。1年5カ月、長いなと思ったんですけど、1年5カ月休んでる感じせえへんかったよね。
矢口:本当ですか!?
宮根:だって、連日報道があったから。良いのも悪いのもあったと思うけど、逆に言うと芸能マスコミの皆さんに感謝した方がええと思うよ。
矢口:すごくそれは思いました。私、本当に小物タレントなので、大物タレントさんやいろんな著名人の方からコメントとか、叱咤激励をいただきまして、たぶんこの騒動にならなかったらもらえなかったお言葉だったので。
宮根:じゃあ、いろんな人が助けてくれたり、励ましてくれたり。
矢口:すごく、支えられました。
"不倫鉢合わせ"の真相
宮根:(経緯をまとめたVTRを見て)自分で自分のいきさつを見るのは複雑でしょ?
矢口:どういう顔でワイプにいればいいのかなってすごく思いましたけど(笑)。
宮根:さっき、「緊張する」って言ってましたけど、やっぱり1年5カ月ぶりのテレビって緊張します?
矢口:(ほほを押さえながら)いや、もう本当に。やばいです。今までの人生で一番緊張していると思います。ちょっと、顔が動かないんですよね、さっきから。やばいです。
井上公造(以下井上):せっかくの機会だから、いろいろ聞きたいことはたくさんあるんですけど、まずですね。不倫現場に元旦那さんと鉢合わせになったというね。ここは避けて通れない質問なんですけど、実際はどうだったんですか。
矢口:あの騒動についてなんですけど、すべて私が悪いと思っています。本当に"あるきっかけ"があって、それがきっかけで離婚になったんですけど、ただその詳しいことに関して言うと離婚をする際に中村(昌也)さんとお互いプライベートのことを口外しないということを約束していただいたので。彼もすごく大変だったと思うんです、バラエティに出てても言えないこともたくさんあったと思いますし。私も自分からいろいろしゃべることは、ちょっとできないところではあるんですよね。
宮根:離婚原因に関しては矢口さんが100%悪い?
矢口:はい。私がすべて悪いと思っています。
宮根:鉢合わせの報道があって…ザクッとしたら本当なん?
矢口:ザクッとしたらですか? それは本当に皆さんのご想像にお任せするんですけど、きっかけは私です。
宮根:あの、イエスとかノーとか言わんでいいよ。ザクッとしたら本当なのかなぁ? おそらく芸能マスコミの人もここはね。ここ言うとかんとちょっと気持ち悪いことになるんちゃう? ザクッと。ノーやったらノーって言って。ザクッとほんま?
矢口:あの…(笑)。そのザクッともですね、やっぱり…真実ってお互いしか分からないことだと思うんです。そのザクッとしたことをイエスにしてしまうと、そのすべてを認めることになってしまうし、やっぱり「言わない」というところで離婚をしているので。
井上:騒動の非を認めてるということは、矢口さんが中村さんを傷つける出来事があったというのは間違いないかな?
矢口:間違いないです。そこはやっぱり彼を傷つけてしまったし、やっぱりお騒がせしてしまっていること自体、ものすごく申し訳ないなと思っているんですけど、特に関係者の皆さまにも本当に多大なるご迷惑をかけてしまったので。
宮根:世間様にはご迷惑をかけてませんからね。
矢口:いや、でもなんかこう…ニュースに常にいたりとか…。
宮根:うちなんか、2時間の尺、だいぶ埋まったもん。ありがたかったで、それは。はっ! ……ザクっとホンマ?
矢口:あははは(笑)。
井上:宮根さんもいきますね(笑)。
宮根:違う違う。ザックリですやん。(スタジオを見渡しながら)事務所の人、大丈夫ですか? まぁ、そういうようなトラブルがあったことはあったのね。
矢口:ありました、ありました。はい。