ディズニーが放つSF超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の銀河プレミアと題したイベントが、9月4日に品川のステラボールで開催。日本語吹替版の声優を務めた山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一が銀河をイメージした会場に登場し、ブルーのカーペットを歩いた。

左から、加藤浩次、山寺宏一、遠藤憲一

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、全米で8月1日に公開され、8月のオープニング歴代興収新記録を樹立したメガヒット作。宇宙のはみだし者たちが、銀河存亡をかけた戦いに挑む。日本語吹替版では、主人公ピーター・クイル役に山寺宏一が、アライグマのロケット役に加藤浩次が、樹木型のヒューマノイド・グルート役に遠藤憲一が声を当てた。

山寺は「声優としてこのような面白い作品に出られて光栄に思っています」と力強くあいさつ。さらに「今回は本当に楽しめました。『アイアンマン』のロバート・ダウニーJrが、マーベル史上最高の映画と言っていたそうです。是非、松たか子さんと神田沙也加さんも言ってくれないかな」と、同じディズニー映画『アナと雪の女王』の日本語吹替版を担当した2人にラブコール。加藤も「なりすましで言っちゃいましょうか」と笑顔でうなずく。

加藤も「ひと味違うアドベンチャー作品になっています。見た方は絶対に損はしない。面白いなと思った人は50人に拡散してください」と訴えかけた。遠藤は、今回のセリフが「私はグルート」のみだったが、アフレコでは大苦戦。「それしかないのでラッキーだと思っていたら、その言葉だけで感情を出さないといけなかった。俳優をやってる時よりもNGを出しながらやりました」と苦笑いした。

プレミアでは、ロケットのしゃべる人形も登場し、3人はノリノリで掛け合いも披露。会場では、レーザービームやスモークを炊いてのド派手な演出により、銀河さながらのシチュエーションが再現され、イベントは大盛況だった。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は9月13日(土)より全国公開。