2014年10月放送予定『ガンダムビルドファイターズトライ』メインビジュアル

『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」を題材としたTVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』続編のタイトルが『ガンダムビルドファイターズトライ』に決定し、2014年10月よりテレビ東京系で放送されることが明らかになった。

これは本日開催された「新作ガンダム商談会」にて発表され、同時に公式サイトも更新。発表会は、サンライズの小川正和プロデューサーが登壇し、本作の概要を説明した。小川プロデューサーは「前作との大きな違いはチームバトル。試合形式が3対3を基本とするチーム戦となり、戦術要素も加わり、より白熱した多彩なバトルが展開されます。チーム戦ならではの友情、衝突、そして成長など、これまでで最も熱い青春ガンプラバトルになります」と話し、メインキャラクターの3人が、全日本ガンプラバトル選手権・中高生の部で優勝を目指していくという。

サンライズの小川正和プロデューサー

続編の舞台は、前作の「第7回ガンプラバトル選手権世界大会」でイオリ・セイ、レイジ組が優勝してから7年後。試合形式やルールが一新され、「ガンプラバトル」の人気はさらなる広がりを見せているが、かつてイオリ・セイが在籍していた聖凰学園のガンプラバトル部の部員は、部長の中等部3年ホシノ・フミナただ一人。そこに、次元覇王流拳法の達人である主人公のカミキ・セカイが中等部2年に転入する。同じく中等部2年の天才ビルダーでコウサカ・チナの実弟、コウサカ・ユウマが加わり、チーム・トライファイターズとして物語が進んでいくことになる。

チーム・トライファイターズのガンプラは3体。どことなく『機動武闘伝Gガンダム』に登場するモビルファイターを思わせるガンプラ「ビルドバーニングガンダム」は、セカイ自身が習得している次元覇王流拳法を生かした格闘戦を得意とする機体。ガンプラバトル初心者のセカイでも自在に操作することができるという。コウサカ・ユウマのガンプラ「ライトニングガンダム」は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するリ・ガズィをベースに製作。バック・ウェポン・システムを独自改造で進化させ、長距離射撃を得意としている。そして、ホシノ・フミナが製作したオリジナルのSDガンプラ「ウイニングガンダム」は、SDガンダムの特徴を生かして組み替え変形など、さまざまなギミックが搭載されている。

「新作ガンダム商談会」では、この3体のガンプラ化も発表。会場では、2014年10月発売の『HGBF 1/144 ビルドバーニングガンダム』(1,512円)、11月発売の『HGBF 1/144 ライトニングガンダム』(1,728円)、発売日未定『ウイニングガンダム』(価格未定)に加え、パワードジムをベースにさまざまな新規パーツを加えた『HGBF 1/144 パワードジムカーディガン』が展示されていた。

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