東日本大震災の発生から3年が経過したことを受け、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが11日、オフィシャルブログを通じ、被災者への思いと心境をつづった。

震災から3年を経て、ブログに思いをつづった富澤たけし

富澤は、震災が発生した同時刻の14:46にブログを投稿。当時、自身が被災した宮城・気仙沼を訪れ、「楽天イーグルスの優勝や羽生くんのオリンピックでの金メダルは、東北、特に宮城の人達にとって元気を貰えた出来事だったんじゃないかと思います」と振り返りながら、「被災した人達には笑顔も、前向きな方もだいぶ増えました」と報告した。

しかし、その前向きな姿勢の裏では、必ず何かの"我慢"があるという富澤。「だからこの日は泣いてもいいと思います。弱音をはいてもいいと思います」と思いやり、「まだ復興への道のりは長いです。沢山吐き出して、また明日から顔を上げればいいと思います」とつづっている。

また、「僕らにはたいしたことはできません。きっとこれでいいんだと信じて、できることをやるだけです」とし、「皆さんも無理をせず、できることをして下さい」とメッセージ。「亡くなった方達のご冥福をお祈り致します」と犠牲になった人々を悼んだ。

サンドウィッチマンは、2011年3月17日に東北魂義援金を開設。2014年3月10日現在まで、合計が3億7249万1175円に達したことを報告していた。