6月14日公開の映画『絶叫学級』の完成披露試写会が23日、都内で行われ、主演の川口春奈をはじめ広瀬アリス、松岡茉優、栗原類、山本美月、佐藤徹也監督が出席した。

左から松岡茉優、川口春奈、広瀬アリス、山本美月

シリーズ累計発行部数130万部以上を売り上げた少女まんが雑誌『りぼん』で連載中の神ホラー同名コミックを実写映画化した本作。各メディアで大活躍の川口春奈を主演に、今年大注目の女優やモデル、俳優が出演するなど、公開前から大きな話題を集めている。舞台となる中高一貫の私立女子校で黄泉に願いごとをすると叶う反面、大事なものを失うという都市伝説があった。「誰よりも可愛くなりたい」とい願い事をした加奈(川口)だが、学校の人気者であるリオ(広瀬アリス)らに目を付けられてしまう…。

この日は完成披露試写会前にキャスト陣らの舞台あいさつが行われた。主演の川口は「役柄が難しくて、登場人物がみんな少しずつ変わっていきます。加奈は特に変わっていき、ビジュアルも言葉遣いも荒くなったりとお芝居が難しかったです」と苦労話を明かし、「自分にとっては新しいチャレンジでした。今考えると貴重な経験をさせてもらったと思います」と満足げ。その川口が演じる加奈を目の敵にするリオ役の広瀬は「楽しんじゃいけないと思いましたが、楽しんじゃいました。もしかしたら私はドSかもしれないです(笑)」と語ると、佐藤監督や松岡から「一番ノビノビやってたかもしれない。生き生きしてたよね。目がキラキラしてたよ」と明かして客席を笑わせた。

本作のタイトルにかけて「最近絶叫したことは?」という質問に「この映画の撮影スケジュールに(笑)」(川口)、「栗原さんにタロット占いをしてもらって結構当たっていたことに絶叫」(広瀬)、「妹に無言のプレッシャーを掛けられて絶叫しました」(松岡)とそれぞれが回答する中、山本は「毎日足が吊るというマネージャーの部屋で写真を撮ったら、心霊写真を撮っちゃいました。今まで幽霊に会ったことがないので、お守りにします!」と話していた。映画『絶叫学級』は、6月14日より全国公開。