ニュー・アルバム『ザ・20/20・エクスペリエンス』をリリースするジャスティン・ティンバーレイク (C)BANG Media International

米シンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイクがリリースするニュー・アルバム『ザ・20/20・エクスペリエンス』には、10分間の大作が含まれているという。

ジャスティンは、今回の新作制作にあたり英ハードロックバンド、レッド・ツェッペリンなど70年代におけるロックの大御所たちの長編曲を好んで聴いていたため、今回のアルバムに収録される曲の平均的長さは7分~8分になるようだ。ジャスティンは、英ラジオ局のキャピタルFMに「新作制作中に僕が"ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンは10分の曲を作ったし、クイーンだってやってのけたんだ。僕たちにできないわけないだろ?"って言ったんだ。後でラジオ用のバージョンも作るつもりだよ」と語っている。

また、長編曲の制作に至った他の理由として、レコーディング・スタジオで別世界を創り上げることが好きで、自身の作り上げたストーリーを曲の中に盛り込み、作品を仕上げていくことを挙げている。「音楽は夢追い人のためのものさ。現実ではない別世界を自分で作ってその中に身を投じなきゃね。別にボブ・ディランについて語っているわけじゃないんだ。彼は僕のアイドルだけど、ファンとしての僕の観点からすると、ボブは自分を他者に置き換えて曲を作っていった。それが作曲の本質だよ。レコーディング・スタジオこそ自分を完全にフリーにしてさらけ出せる場所なのさ。スタジオで自分自身と向き合って、新たな世界を生み出すことができるんだよ」

ジャスティンのニュー・アルバム『ザ・20/20・エクスペリエンス』は、3月20日(水)に日本で発売される予定。

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