『ザ・ペーパーボーイ』が、第65回カンヌ国際映画祭で大きな話題となったニコール・キッドマン (C)BANG Media International

ニコール・キッドマンが、今秋開催される第50回ニューヨーク映画祭で表彰されることが決まった。

女優として30年近いキャリアを誇るニコールは、10月3日に開催される同映画祭で表彰を受けることになり、映画祭のディレクターを務めるリチャード・ピーナ氏は、二コールに賛辞を捧げている。

「ニコール・キッドマンは現代映画界で最も優れた女優の1人でしょう。『誘う女』(1995年作)での驚くべき演技に始まり、ラース・フォン・トリアー監督の『ドッグヴィル』(2003年作)、スタンリー・キューブリック監督の遺作『アイズ・ワイド・シャット』(1999年作)、ヴァージニア・ウルフに扮してアカデミー主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』(2002年作)などなど、ニコールは多くの作品に中で複雑で大胆な難役ばかりをこなしてきました。我々としてもニューヨーク映画祭でニコールを表彰できるなんて本当に興奮しています」

さらに同映画祭では、ザック・エフロンやマシュー・マコノヒーらと共演したニコールの最新作『ザ・ペイパーボーイ』が特別上映される予定だ。今年で45歳になったニコールはこれまで『ムーラン・ルージュ』(2001年作)などの多くのヒット作に出演しており、アカデミー賞だけではなくゴールデン・グローブ賞でも3回の受賞歴を誇っている。

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