女優の剛力彩芽が16日、都内のスタジオで映画『プロメテウス』のアフレコ収録に臨んだ。

映画『プロメテウス』のアフレコ収録に臨んだ剛力彩芽 拡大画像を見る

本作は、『エイリアン』や『グラディエーター』などを手掛けたリドリー・スコット監督の最新作。近未来を舞台に、人類の起源を探すために宇宙船プロメテウス号に乗って宇宙へと赴いた科学者チームの姿を描く。剛力彩芽は、ノオミ・ラパスが演じる科学者のエリザベス役の日本語吹き替えを担当する。

実写版吹き替え初挑戦となる剛力は「吹き替えを初めてやらせてもらったんですけど、最初は何も分からない状態でした。ただ映像に合わせて台詞を言うのではなく、感情も考えなくてはいけませんから。こんなに大変だとは思いませんでした」と声優業に戸惑った様子だが「お腹の底から声を出すように意識しました。新しい私を見てもらえるんじゃないかと思いますよ」と自信。収録のエピソードとして「(収録の)最後の方で、叫ぶシーンがあって、叫んだ瞬間に機材が壊れてしまいました。すぐ直ると言われましたが、直らなくて別のスタジオで最初から撮り直しました(笑)。ビックリしましたね」と苦笑いを浮かべていた。

吹き替えながらもハリウッド作品に出演した剛力。「ハリウッド進出の夢はありますよ。いつかは行けたらと思います。その前に英語を覚えないといけないですね。いつでも行ける準備をしたいと思います」とハリウッド進出に意欲満々。また、本作は宇宙を舞台をしているが、宇宙人やUFOの存在について問われ「信じてます! いて欲しいですよ。私の夢は、宇宙人になること!」と珍回答して報道陣を笑わせた。映画『プロメテウス』は、8月24日より全国公開。