女優の剛力彩芽が、『エイリアン』、『グラディエーター』などのリドリー・スコット監督の最新映画『プロメテウス』(8月24日公開)で日本語吹き替えに挑戦することが10日、明らかになった。

映画『プロメテウス』で日本語吹き替えに挑戦することになった剛力彩芽(右) 拡大画像を見る

リドリー・スコット監督が初となる3Dで描くSF大作。地球で発見された古代遺跡から人類の起源にかかわる重大な手がかりをつかんだ科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船「プロメテウス号」に乗って未知の惑星に向かい、真実に迫る姿を描く。今回、剛力はノオミ・ラパスが演じるヒロイン、"人類の起源"の秘密に迫る科学者エリザベス・ショウを演じる。

配給の20世紀FOXは「タフなヒロインを演じることのできるカリスマ性と演技力の両方を合わせ持つ女優さんを探していました。剛力さんの持つ新鮮なイメージと確かな演技力はこの難しい役柄と、ノオミ自身の持つ洗練されたイメージにこれ以上ないくらいピッタリでこの大作にふさわしい」と起用理由を語る。

ノオミ・ラパスが演じるエリザベス・ショウ(中央)
(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX

剛力は「リドリー・スコット監督の大作に関わることができてすごく嬉しいです。たくさんのことを吸収して、120%以上の力で思い切りぶつかっていきたいと思います。初めて実写映画の吹替えや、ハリウッド・デビューなど、新しいことだらけの中で、緊張や不安もいっぱいですが、またスタートラインにたった気持ちで監督の世界観に入っていけるように頑張りたいです」と気合十分。「これからはもっと広い視野でたくさんのことを吸収して、成長してどんなところでも通用する女優になっていきたいです。そのために、まずは英語を覚えます(笑)。皆さんの心をガッツリつかむようなNEWヒロインを作り上げていけたら良いなと思っています」と意気込んでいる。