JR西日本は3月16日に運転される山陽新幹線100系・300系最終列車と、「日本海」「きたぐに」最終列車の発売状況について発表した。いずれも発売後すぐに完売となっている。

寝台特急「日本海」。定期運転を終える3月16日の列車は下り・上りとも即完売

寝台特急「日本海」(大阪~青森間)と急行「きたぐに」(大阪~新潟間)は、ダイヤ改正前日の3月16日に運転される列車をもって定期運転を終了。その後は臨時列車として運転される。

最終列車のきっぷは2月16日10時に発売された。「日本海」(A寝台28席、B寝台282席)は青森発の列車が発売後10秒で、大阪発の列車が発売後15秒で完売。「きたぐに」の最終列車は、通常10両のところを2両増結し、12両編成(A寝台28席、B寝台240席、グリーン車48席、普通車自由席216席)で運転されるが、こちらも新潟発が発売後1分で、大阪発が発売後1分10秒で完売となった。

山陽新幹線から引退する100系と300系に関しては、3月16日に最終列車として、新大阪~博多間で300系16両編成による「のぞみ609号」を、岡山~博多間で100系6両編成による「ひかり445号」を運転。新大阪駅、岡山駅、広島駅、徳山駅、新山口駅、博多駅で引退セレモニーも行われる。

「ひかり445号」(普通車指定席394席)のきっぷは、2月16日10時の発売後、50秒で即完売。「のぞみ609号」(グリーン車指定席200席、普通車指定席1,123席)も発売後3分15秒で完売となった。