JR東日本の東北6県の路線と、鉄道事業者11社の路線に乗り降り自由の「東北ローカル線パス」が27日より販売を開始した。

JR東日本と東北の私鉄(一部路線を除く)にも乗れる「東北ローカル線パス」が、今年は7月にも設定された。東北の観光地を元気にすべく、7月は東北への旅に出てみては?

同切符では、東北6県のJR東日本の路線(東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線などを除く)と、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、弘南鉄道、十和田観光電鉄、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、三陸鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、福島交通、会津鉄道の11社の路線がフリーエリアとなった。

特急・急行列車に乗る際は別途乗車券と特急券が必要だが、新青森~青森間のみを利用する場合に限り、特急・急行列車の普通車自由席を利用できる。秋田内陸縦貫鉄道の急行「もりよし」は急行券のみの購入で乗車できる。

なお、東日本大震災により運転を見合わせている区間もあるが、代行バスを運転している区間では同切符の利用が可能に。「涼しい初夏の東北を訪れ、ローカル線のたびを楽しんでいただくとともに、東北各地の観光地が元気になるよう思いを込めて(7月にも)設定しました」(JR東日本)とのこと。

「東北ローカル線パス」は、JR東日本のみどりの窓口や指定券券売機、びゅうプラザおよびおもな旅行会社で購入できる。発売期間は7月29日までで、7月31日までの金・土・日または土・日・月の連続3日間の利用が可能に。価格は大人6,000円、小児3,000円となっている。