タレントの辻希美が、カメラ販売店のキタムラが発足した「思い出づくり研究所」発表会に出席し、同社の「思い出づくり大使」に任命された。

「思い出づくり大使」に任命された辻希美

所長を務める成城大学・野島久雄教授の専門分野「思い出工学」の見地から、思い出と写真の関係性を調査・分析し、社会へ情報発信することを目的に発足した「思い出づくり研究所」。公式ブログ「のんピース」で日々の生活を写真とともに掲載し、突出したアクセス数を誇ることが縁で大使に任命された辻は、「写真を撮るのが当たり前のことになっていて、いつも『撮らなきゃ』と思って癖になっているくらい。でもまさか、こんな素敵な賞をもらえるとは全然思っていなくて」とコメント。だが報道陣から、「『賞』じゃなくて『大使』ですよ」と指摘されてしまい、「ごめんなさい……」と思わず苦笑い。

「ご主人(俳優の杉浦太陽)とも写真を見ながら振り返るのか?」と報道陣に質問されると、「そうですね。それこそ出会った瞬間の写真もあるので」と辻。だが「その写真を撮ったのはいつ? 何のとき?」と執拗に尋ねてくる報道陣に、彼女は顔を真っ赤にしつつ、「こういうときこそ、言葉よりも写真を見せたほうがわかりやすいんですよ(笑)」と悔しさをにじませる一幕もあった。

携帯電話やデジカメで撮り続けた結果、辻の自宅は写真だらけになっているとか。「娘が生まれたときも、かなりの分厚さになるくらい撮りました。生まれた瞬間の写真もあるんですよ」と語るも、すぐに「ちょっとそれはお見せできないんですけどね……」と修正。会場が笑いに包まれる中、「でも本当にいい写真なんですよ。感動的で、見ただけでその当時に気持ちが戻れるくらい。娘が大きくなったら見せてあげたいですね」と、写真ならではの良さを力説していた。

最後に辻が、「娘のためにも旦那さんのためにも、思い出を残そうという気持ちで、おじいちゃん・おばあちゃんになるまで写真を撮り続けたい」と挨拶すると、すかさず報道陣から「お友達の矢口(真里)さんもいい思い出を作ろうとしていますが」と問いかけられ、俳優・中村昌也との交際が発覚した矢口に、辻は「もうそろそろ結婚してもいいんじゃないかな? すごく幸せそうだし」と"上から目線"のコメントで笑いを誘いつつ、「一番見たい(矢口の)写真は……やっぱりウェディング・ドレス姿は見たいですね」と話すなど、人生の先輩として、かつての同僚の結婚に期待している様子だった。