これまでに木村拓哉、織田裕二らが務めたJRA(日本中央競馬会)のキャンペーンキャラクターに佐藤浩市、大泉洋、小池徹平、蒼井優が起用され30日、都内で記者発表会が行われた。

写真左より小池徹平、佐藤浩市、蒼井優、大泉洋

毎年、芸能人をキャラクターに起用し、新聞・雑誌・テレビCMなどでキャンペーンを展開しているJRAでは、2008年度のテーマ「みんなで競馬を楽しむ」に合わせて、熱狂的な競馬ファンとして知られている佐藤浩市のほか、競馬を体験したことのない蒼井、小池らを起用することで、競馬の楽しさをさらに広く伝えていく方針だ。

会見では冒頭で佐藤が「JRAお布施の会会員の佐藤です(笑)」と挨拶。続けて「競馬場は食べ物が美味しいんですよ。中山競馬場が開催時に東京競馬場に行って、閑散としたスタンドでターフビジョンを見るのもオツです」と通ならではの楽しみ方を披露した。北海道出身の大泉は「競馬は家族で楽しめるのがいいですね。僕も『パパ、どうだった?』、『獲ったよ!』なんてやりとりを我が子としたいですね」と得意の小芝居で会場の笑いを誘った。

ドラマや映画の撮影合間には短波放送の競馬中継を聴いているという佐藤。「今年のジャパンカップもダメでした!」と、悔しさを露わに

牧場に足を運んだことがあるという大泉。「生オグリキャップには感動しました」と

一方、競馬未経験の小池と蒼井は同級生同士(堀越高校)。「小池くんと一緒にお仕事ができるなんて」(蒼井)と、卒業式以来の再会になった。「競馬場は緑がキレイで、ドラマがあると聞きました。女友達を誘って、是非行ってみたい」(蒼井)、「これをきっかけに始めたいと思います」(小池)と早速、競馬に興味を持った様子。投票券販売金額が年々減少する中、JRAも蒼井ら若い世代が人気のけん引役になってくれることを期待しているようだ。

「共演者の方々が競馬の話をよくするんです。聞いているうちに面白そうだなと興味が沸いてきたところでした」(蒼井)

「競馬場って、紙が舞っているイメージがありますね」(小池)

同キャンペーンは12月23日よりスタートする