発売中のニンテンドーDSソフト『レイトン教授と悪魔の箱』の発売記念イベントが28日、都内で行われ、声優を務めた大泉洋、堀北真希、大沢たかお、大後寿々花が出席。作品の魅力や収録のエピソードを語った。

写真左より、堀北真希、大泉洋、大沢たかお、大後寿々花

2月に発売された『レイトン教授と不思議な町』に続く第2弾となる同作は、「開けた者は必ず死ぬ」と噂されているある箱を巡って、主人公のレイトン教授とルーク少年が謎解きに挑むアドベンチャーゲーム。前作から引き続き、心理学者の多湖輝氏監修による謎解きと、映画級という壮大なストーリーが展開していく。タイトルに「悪魔」とあるように、今回はホラー要素が加わり、さらに臨場感のあるグラフィックも楽しめるという。

レイトン教授の師であるシュレーダー博士が絶命し、「悪魔の箱」が現場から消えていた……

また、豪華俳優陣が登場人物の声優を務めることで、物語を引き立てる。ルーク少年を演じた堀北は「ルークの少年っぽい明るい感じを出しつつ、成長した面を出そうと演じました。男の子を演じるのは苦労しましたけど」と語ったが、イベントでは"生"のルーク少年を演じ、共演者からは拍手が起こった。ルーク少年とともに「悪魔の箱」の謎解きの旅に出るレイトン教授を演じた大泉は「2作目でキャラクターのイメージがさらに明確になりました。前作に比べてボリュームが倍以上だったので大変でしたね」とこちらも大作ならではの苦労を覗かせる。

優秀な考古学者であると同時に世界の解明されていない謎解きに執心するレイトン教授

するどい洞察力を持ち、動物と話せるという特別な能力を持っているルーク少年

さらに今回から登場した謎のキャラクターを演じる大沢と大後は「ゲームか映画かわからなくなるほど壮大なスケールです。普段の演技よりもエネルギーを費やしましたね」(大沢)、「最初はさぐりさぐりでしたが、後半からは楽しみながらできました」(大後)と、初参加の感想を。

大沢が演じる謎の青年・アンソニー。その正体は不死身のバンパイアと噂されている

大後が演じる謎の少女・カティアは、レイトンたちが乗るモレントリー急行で旅をしている。その目的は?

シリーズの大ファンという眞鍋かをりもイベント途中に駆けつけ、堀北と大後に「好きなキャラクターは?」と質問をすると2人揃って「アンソニー」と即答。これにはさすがの大泉が「アンソニーはいけすかない奴だね(笑)」と、ぼやき「大沢VS大泉なら、こちらがボロ負けですけど(笑)、レイトンVSアンソニーなら、こちらも負けてない」と主役の意地を見せた。

「私もアンソニー派です。クールですし」と眞鍋

「ぶっちゃけ、アンソニーはカッコいいですけどね!」と自棄になる大泉

そしてイベントの最後には、シリーズ第3弾のタイトルが『レイトン教授と最後の時間旅行』と発表された。レイトン教授がタイムスリップするSF要素が盛り込まれた作品になるという。発売時期は未定。

『レイトン教授と悪魔の箱』 4,800円