ヤマハは、125ccエンジンを搭載する原付2種スクーター「シグナスX(XC125)」に、環境性能を高めるフューエルインジェクションを採用し、新デザインとして10月12日より発売する。価格は32万5,500円。製造はヤマハモーター台湾で行なわれる。

シグナスX XC125 ※カラー:シルバー

今回の変更では、環境性能と始動性能を向上させるフューエルインジェクション(電子制御燃料噴射システムF.I.)を採用。併せて駆動系のセッティングを変更し、中低速域でのパワーフィーリングを向上させた。定地走行燃費は40.0km/L(60km/h)。

乗り心地向上のためシートのクッション厚をアップ。フットボード前面の傾斜角を拡大することで、乗車姿勢自由度も向上させた。シート高は従来モデルの755mmから785mmになった。

外観では、ポジションランプ一体型ヘッドライトを採用し、全体にシャープなデザインとなった。メーターパネルはアナログスピードメーターとデジタル式燃料計を組み合わせた新作。ボディカラーは従来のホワイトに、ブラックとシルバーが追加された計3色。

カラーバリエーション。新色のブラック(左)とホワイト

アナログとデジタルを組み合わせたメーターパネル

ポジションランプ一体型ヘッドライト

シート下トランクはヘルメットが2個入る容量を確保

500mlボトルが3本入る収納スペース