ヤマハ発動機は、250cc水冷4ストローク・オートマチックエンジンを搭載したビックスクーター「MAXAM(マグザム)」を一部改良し、9月14日より発売する。価格は66万1,500円。
MAXAMは2005年4月に発売された「ベストタンデムアーバンクルーザー」をコンセプトに開発されたビッグスクーター。タンデム時の快適性に重点をおいた低く構えたロー&ロングの個性的なデザインが特徴。デザイン性、タンデム性能、街中での扱いやすい走行性などが支持され、10~20代を中心に幅広い人気がある。
今回の変更では、オール塗装ボディを新たに採用。これによりボディの水平ラインが前後に伸びやかに見える"ロー&ロングライン"が強調され、アメリカ西海岸のラグジュアリーな四輪車イメージを醸し出したとしている。ボディ色は新色のブラウン、シルバー、ホワイトと従来のブラックを合わせ、全4色となった。
合わせて自動遠心式クラッチ+Vベルト式無段変速機の変速特性が見直され、市街地走行でのパワーフィーリングが向上し、平成18年度排出ガス規制にも対応した。エンジンは従来どおり。水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンで、最高出力は15kw(20ps)を発揮する。