あなたは“忘れられないドラマ”がありますか?

自分にとって特別な作品は、きっとだれにもあるでしょう。そして、そんな忘れられないドラマのセリフを聞いただけで、物語の内容はもちろん、当時の思い出や自分が置かれていた状況が呼び起こされる方も多いと思います。

フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」では、そんなドラマのセリフ、名言をテーマとした「#胸アツドラマ名言」キャンペーンを5月31日(火)まで実施しています。

  • 「#胸アツドラマ名言」キャンペーン ※画像クリックで詳細へ

そこで今回は、フジテレビのアナウンサーとして活躍する皆さんを集めて「胸アツドラマの名言」をテーマにお話しいただきました。

  • 集まったのは左から、新美有加アナ(2015年入社)、杉原千尋アナ(2018年入社)、藤井弘輝アナ(2016年入社)、立本信吾アナ(2009年入社)、島田彩夏アナ(1998年入社)という、見てきたドラマのジャンルや世代もまったく異なる5人

トークの様子はFODのYouTubeチャンネルにて公開中!

フジテレビのアナウンサーたちのイチオシドラマとは?

まずは、各アナウンサーの思い出に残る「#胸アツドラマ」について聞いてみました。本稿では、動画では尺の関係上カットとなったエピソードもあわせてご紹介します。

最年少の杉原アナは、高校生のときにハマった『ラスト・シンデレラ』を熱弁。「篠原涼子さん演じる主人公が、三浦春馬さんと藤木直人さんのどちらとくっつくのか……本当に最後までわからなくてッ!」と興奮気味に思い出を語ります。

『ラスト・シンデレラ』(2013年)

  • 画像クリックで詳細へ

篠原涼子演じる、ホルモンバランスが崩れてヒゲが生えてしまった“オヤジ女子”が主人公のラブコメディ。当時の地上波GP帯で自粛傾向にあった“ラブシーン”を、今作ではあえてふんだんに盛り込み、それをポップに演出した。 三浦春馬と藤木直人が演じた相手役のどちらと結ばれるのか? 最終回までわからない展開で視聴者を大いに盛りあげた。特に、最終回直前から放送中までに行われた「ヒロインがどちらを選ぶか?投票」では、約375万票が集まるという白熱ぶり。

>>FODで視聴する<<

「当時は『三浦春馬さんのほうが年齢も近いしカッコいい!』って思っていたんですが、今見ると藤木直人さんの良さもわかるし……年上の恋愛もわかる……。だから、どっちも選べないですよね!」と、年齢を重ねたからこその新たな発見があり、「また見たい!」とさらに興奮を抑えられない様子でした。

藤井アナは、反町隆史さん主演の『GTO』を紹介。今作は1998年の作品で、藤井アナは放送当時まだ小学生。世代ではなさそうなのですが……。

『GTO』(1998年)

  • 画像クリックで詳細へ

90年代を代表する伝説の大ヒットドラマ。第1話から“壁をハンマーでたたき壊す”に代表される“ありえない”描写が満載なのだが、反町隆史が演じたからこその説得力が生まれ、圧倒的な存在感とあふれんばかりのエネルギーがこの作品で爆発した。 脚本は後に『女王の教室』や『家政婦のミタ』などを手掛ける遊川和彦氏で、今作が最初の超ヒット作といっていいだろう。映像化に際し、原作から巧みに改変した筆致もすばらしかった。

>>FODで視聴する<<

「最初は再放送で見たんだと思います。主演の反町隆史さんが、本当にどの角度でもカッコよくて衝撃でした」と、ハマったきっかけは子どもながら感じたに反町隆史さんの“カッコよさ”だったそう。

また、「反町さんと松嶋さんがこのドラマで出会って結婚した……という部分にも憧れましたね」とのこと。そこから物語にもどっぷりハマり、「親におねだりしてDVDボックスを買ってもらうくらい大好きなドラマです。だから、中学生になっても高校生になっても、何回も見てました」と話します。藤井アナにとってバイブル的存在のドラマだったようです。

立本アナは、シリーズ化もされた『Dr.コトー診療所』を挙げます。

『Dr.コトー診療所』(2003年)

  • 画像クリックで詳細へ

フジテレビが得意とする“医療モノ”を、圧倒的な映像美で見せた大作。主演は『北の国から』の吉岡秀隆に加え、脚本は倉本聰主宰“富良野塾”出身の吉田紀子氏、監督は当時助監督を務めた中江功氏とあって、重厚な人間ドラマと自然豊かなロケーションの映像世界が実現した。2004年には前後編のスペシャルドラマ、2006年には第2期が放送されており、いずれもFODで配信中。

>>FODで視聴する<<

「元々、『医龍』のような医療ドラマが好きでよく見ていました。また“田舎”の風景なんかも好きだったので、その合わせ技のような『Dr.コトー』はとっても好きなんです」と言います。

なかでも思い入れのあるのが、“あきおじ(今福将雄)”の回(第1シリーズ第8話「救えない命」)だそうで、「もうこれが、激アツなんですよ! 特に手紙のところ!(実際の映像を見ながら)そう! ここ!! ここがいいんですよ!」と大興奮。“あきおじの手紙”がどこで登場するのか鮮明に覚えているほど、立本アナにとっての“胸アツドラマ”だったようです。

島田彩夏アナは、自身の入社年に放送された『神様、もう少しだけ』が印象に残っているそう。

『神様、もう少しだけ』(1998年)

  • 画像クリックで詳細へ

当時、アジアの大スターだった金城武が日本のテレビドラマに初主演。共演も当時ほぼ新人だった深田恭子で、両者は今作によって一躍ブレイクした。「HIVに感染した女子高生との恋」というセンセーショナルなテーマを丁寧に描写した作品。監督は、後に深田主演の『ルパンの娘』でもメガホンを取った武内英樹氏(映画『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』など)で、ハイテンションコメディだけではない美しく繊細な人間ドラマが堪能できる。ちなみに『GTO』とは同クール、同曜日に放送されており、最終回の視聴率はそれぞれ28.3%、35.7%と超ゴールデンラインナップだった。

>>FODで視聴する<<

島田アナがこの作品にハマったきっかけは、主演の金城武さん。「当時、アジアの大スターだった金城武さんが大好きで! 日本の俳優さんにはない独特の“間”みたいなものが、とても魅力だったんですよ」と振り返ります。

また、最初は金城武さん目当てだったそうですが、「エイズを発症してしまう女子高生とのラブストーリーという重いテーマだったんですが、そんな深田恭子さんを金城武さんが受け止めるところがとても感動的で……。キュンキュンして見ていました」とのこと。特に、第8話(「お前を死なせない」)のラスト、絶望するヒロインを迎えに来る主人公のシーンを実際に見ながら、喜々として振り返っていました。

最後に、5人のなかでも特にドラマフリークな新見アナは、『最高の離婚』をチョイス。

『最高の離婚』(2013年)

  • 画像クリックで詳細へ

『東京ラブストーリー』などで知られる坂元裕二氏が脚本を手掛けたラブコメディ。主演の永山瑛太のほか、尾野真千子、真木よう子、綾野剛という4人のキャストが繰り広げる会話劇が見どころ。他人の家族や恋人の“聞いてはいけないやりとり”をのぞき見するようなハラハラ感も味わえる。 美しく着地したドラマ版から、その翌年に放送されたスペシャル版(こちらもFODで配信中)では意外すぎる展開を見せる。こちらも珠玉の出来!

>>FODで視聴する<<

「大学生のときに見て、『やっぱりフジテレビに入りたい!』と思わせてくれたドラマです」と、入社を決めるほどの“胸アツ”ドラマだったそう。

「脚本の坂元裕二さんは会話で物語を紡いでいくスペシャリストで、わかるわかる!っていうセリフが随所にちりばめられているんです」と、ドラマフリークらしく脚本の視点から作品の良さを語ってくれました。 「このドラマの舞台である中目黒にも憧れて、私も同じ世界に住んでいるんだな……というワクワクも感じていました」と言います。

立本アナからは、「『最高の離婚』をアナウンサー室で見ていたんです。そしたら佐野(瑞樹)さんが後ろを通って、『離婚は最高じゃないよ』って言いながら去っていったのが思い出ですね」というエピソードが飛び出すと、一同が「リ、リアル!」と大盛りあがりでした。

トークの様子はFODのYouTubeチャンネルにて公開中!

名言をもとに、さまざまなコーナーで大盛りあがり!

次に、思い出の「#胸アツドラマ」のなかから名言を教えてもらうことに。『GTO』のDVDボックスを持っている藤井アナは、「今でもはっきりと覚えている」というとっておきの名言を教えてくれました。

「窪塚洋介さん演じる菊池がメインの回です(第2話「変態教師とマドンナ教師」)。彼は学校一の天才で大人を子バカにしてるような生徒なんですね。そんな菊池に対して、鬼塚が『おめぇから教わることなんか何もねぇ。だってお前の言ってることは全部教科書に書いてあるんだからよ』って言うんです。くうー、いいこと言うなー! こんなこと言ってくれる先生、なかなかいないなー!!と思って、とても印象に残っていますね」

次に行われた「アナ室、だれが名言似合うかな」では、胸アツな名言が書かれたフリップをもとに、フジテレビのアナウンサー室でだれが言うと一番似合うかディスカッション。意外なアナウンサーの名前が勝手に飛び出して……⁉

また「胸アツ!名言当てクイズ」では、難易度が高すぎる問題もあるなかで、白熱したクイズ合戦が繰り広げられました。

トークの様子はFODのYouTubeチャンネルにて公開中!

名言から逆算するドラマの楽しみ方

名言を目にすると、“改めて”だけでなく“初めて”見るとしてもその作品に触れたくなります。

たとえば、『101回目のプロポーズ』(1991年)で登場する「僕は死にましぇん!」というセリフは、老若男女問わず知っているであろう名言です。

  • 『101回目のプロポーズ』※画像クリックで詳細へ

さまざまな番組で紹介され、パロディなどでも散々こすられてきたシーンなので、今となっては感動というよりも“ちょっと笑ってしまう”場面として記憶している人も少なくないでしょう。

しかしこの「僕は死にましぇん!」。中盤のある場面で訪れるのですが、令和になった今、それがどんな状況で放たれるのか“待ちの状態”で鑑賞していたとしても、浅野温子演じるヒロインに魅了され、そんな彼女を追いかけ続ける武骨な武田鉄矢を応援してしまいます。

それまでの過程が大エンターテインメントの連続で、映像も神秘的で美しく、主題歌の「SAY YES」に胸躍り、そしてその最高潮の場面で放たれる名言「僕は死にましぇん!」にとてつもなく感動してしまうのです。それは、逆に名言を事前に知り、それを待っていたからこその感動なのかもしれません。

こういった「#胸アツドラマ名言」をきっかけに、それをだれが、いつ、どのように、どんな演出で放つのか? それを振り返ったりたしかめたりするために見るというのも、楽しいドラマ体験になるのではないでしょうか。

今しか見られないデジタルサイネージにも注目! 「#胸アツ名言ドラマ」キャンペーン

「#胸アツ名言ドラマ」キャンペーンでは、5月15日(日)まで首都圏の鉄道駅構内デジタルサイネージにて広告を掲出中。懐かしさと新しさが混ざり合ったデザインで、表示される名言のバリエーションも豊富です。ぜひ、自分のお気に入りを見つけてみてください。

  • デジタルサイネージの掲載イメージ

また、5月31日(火)までは「FODプレミアム」が初回1カ月無料に。普段は2週間無料なので、およそ2倍の期間で楽しめます。また、FOD公式Twitterをフォロー&リツイートすると、Amazonギフト券またはFODプレミアムで使えるポイント総額30万円があたるキャンペーンも。

  • 画像クリックでFOD公式Twitterへ

このほかにも、音声プラットフォーム「Voicy」で人気のパーソナリティによるトークテーマ企画や、SONYブラビアユーザー限定のプレゼントキャンペーンなど、名言を思う存分堪能できる企画がめじろ押し。ぜひこの機会に「名言」を起点として、FODでドラマを楽しんでみては?

「#胸アツドラマ名言」キャンペーン特設サイト

[PR]提供:フジテレビジョン(FOD)