2020年が始まった。年が改まったからといって何が変わるというわけではないが、新しいことを始めたり、決意を新たにするきっかけにする人は多いはず。そんなとき、課題のひとつとしてあがるのが「お金のこと」ではないだろうか。ムダ遣いを減らして少しでも多く貯めるべきことはわかっていても、実行するのはなかなか難しい。だからこそ年が改まったこの時期、お金について考えたいところだ。

そんなとき気になるのが、同世代の人たちは、いくらくらい、どうやって貯めているのかということ。たとえば自分が友人から聞かれたら、正確な金額を答えられる人はあまりいないのではないだろうか。ということは、身近な人にたずねてもホントのことを聞き出すのは難しい。そこで指針になるのが調査データだ。今回はマイナビニュース会員に実施したアンケートをもとに、お金を貯める方法を考えてみよう。

20~30代で貯蓄額に満足している人は少数派

今回のアンケート対象は20~30代で、年収401万円~600万円の会社員。まずは貯蓄額をチェックしてみよう。「~100万円」という人が20.8%いる一方で、しっかり貯めているといえる「501万円~」が18%。しかも、そのうち9%は「1,000万円以上」という堅実ぶり。日ごろ「そんなに貯めてないよ~」という会話を交わすことも多いと思うが、実はしっかり貯めている人が少なくないという現実が見えてきた。

ただ現在の貯蓄額に満足しているかといえば、大多数といえる80.6%は「いいえ」。ちなみに1,000万円以上貯めている人で「はい」と答えた人は、61.5%。全体より減るものの半数以上が満足していないと回答しており、しっかり貯金できているであろう人でもなかなか満足とまでは至らないことが伺える。

満足していない理由を、自由回答のコメントからもう少し詳しく見てみよう。目立つのは

・老後のために2,000万円以上貯めたいが間に合わないかもしれない
・将来の生活に必要な貯蓄としては、まだまだ少なすぎるから
・これだけでは老後が心配
・将来、安心できる備えが欲しい

といった声。これから住宅資金や教育資金が必要になる20~30代であるにもかかわらず、老後への不安を訴える人が多いという事実は驚きだ。昨年、金融庁の審議会が『単純計算すると公的年金だけでは1,300万円~2,000万円の老後資金が不足する』という報告書を公表したことが、20~30代の意識にも大きく影響しているのかもしれない。

老後資金への不安は、時間×投資商品の活用で解消できる

どんなに貯蓄額を増やしたいと思っても、残念ながら一足飛びにお金を貯める飛び道具は存在しない。お金を貯めるにはコツコツと地道に積み立てを続けることが、いつの時代も王道であり最善の作戦。20~30代にとって老後はまだまだ先の話だからこそ、老後のお金は時間をかけて、リスクが低い金融商品で積み立てていくのが一番だ。

具体的な金額で、毎月の積立額を見ていこう。たとえば、現在の預金金利の自動積立定期預金(0.01%)で1,000万円を貯めるためには、15年なら毎月5万5,514円積み立てなくてはいけないが30年なら毎月2万7,736円でいい。時間をかけることで、毎月の負担を小さくできるのだ。

  • ※金融庁「資産運用シミュレーション」により算出。年1回複利。手数料・税金などは考慮せず。小数点以下は四捨五入

時間だけでなく投資商品を使って利回りをアップさせれば、さらに少ない金額で目標額を貯めることができる。ただし高い利回りを期待するとそれだけリスクも大きくなるので、インデックス投資(株価指数と同じ動きを目指す投資方法。少ない資金で、手間なく、かつ低コストで分散投資を実現できる)の平均的リターン程度と考え3%と想定。すると15年でも毎月4万4,058円の積み立てで目標の1,000万円を実現でき、30年なら毎月1万7,160円で貯めることができるのだ。

時間をかけてコツコツと貯め続けること、リターンはさほど大きくなくても投資商品を利用することで、有利かつ確実に貯められることがわかる。

  • ※金融庁「資産運用シミュレーション」により算出。年1回複利。手数料・税金などは考慮せず。小数点以下は四捨五入

アンケートで「おすすめの貯金・資産運用サービス」を聞いたところ、複数の人があげていたのが「ネット銀行の定期預金」「インデックス投資信託の積み立て」「NISA(少額投資非課税制度)」「つみたてNISA」、そして「iDeCo(個人型確定拠出年金)」だった。

しかし「定期預金」は現状では前述のように金利が低く、「インデックス投資信託の積み立て」は運用益や売却益に税金がかかる。これに対して国の制度である「NISA」「つみたてNISA」は運用益、売却益が非課税というメリットが。「iDeCo」はそれに加えて積み立てたお金を所得から控除して税金を軽減することもできる。このようにメリットが最も多い「iDeCo」。加入者は2019年10月時点で140万人を突破している。

とはいえ、マイナビニュース会員の中には「名前は知っているが加入していない」という声も。そのほとんどの人が「サービス内容がよくわからない」「メリットはわかるが、面倒くさい」と思っているようだ。

大和証券のiDeCoなら、理想の資産運用が実現できる

iDeCoに対してサービス内容がわからない、面倒くさいという声が多いように、「どんな貯蓄・資産運用サービスがあればいいと思うか」というアンケートに対しても

・資産運用についての知識がない人でも始められる
・プロが運用してくれる
・わかりやすく、簡単な資産運用

といった意見が多く見られた。そんな資産運用デビューに対する要望はもちろん、老後のお金への心配、運用のわずらわしさなど、資産運用を始めることをためらっている人の不安を解消してくれるのが、大和証券が紹介するiDeCoだ。


▲詳しくはこちらをクリック

iDeCoは、自分で積立金を拠出して商品を選んで運用を行い、60歳以降に一時金または年金で受け取る、個人年金を作るための国の制度。毎月拠出するお金は所得から控除され税金が安くなるメリットがあり、運用中に増えたお金は非課税、受け取る際も課税所得が軽減される税優遇があるなど、税制上のメリットが多い。

投資商品で運用をしたことがない人にとって、個人年金を自分で貯めることは、とてもハードルが高いことのように思えるだろう。ところがこの制度は、自分で決めるのは運用する商品と毎月積み立てる金額だけ。これを決めて手続きをすれば、あとは銀行口座から毎月口座振替されて自動的に貯まっていくのだ。

運用する商品を選ぶのが難しそう、という人も安心。大和証券の『ダイワのiDeCo』『auのiDeCo』なら、いずれもプロが厳選した商品だけをラインナップしている。

『ダイワのiDeCo』は初心者、中級者、上級者向けの幅広い商品をそろえながらも、合計22本のみというシンプルな商品展開。さらに『auのiDeCo』なら商品を選ぶ必要もなく、元本保証または4段階のリスクから自分が許容できるレベルを選ぶだけでいい。

老後のお金に不安を感じながらも何も行動しなかったら、不安が大きくなることはあっても解消はしない。自分で老後資金を作るためのお得な制度を、せっかく国が作ってくれているのだから利用しない手はない。今回のアンケートでも、iDeCoで積み立てをすることが将来の安心につながることを自覚できている人は少数派だが、その人たちはしっかり行動に移していることがわかった。

少しでもiDeCoが気になった人は、まずはこの機会に資料請求をして、加入を検討してみよう。

【貯蓄についてのアンケート】
調査時期 : 2019年11月27日~12月9日
調査対象 : 20~30代/年収401万~600万/会社員のマイナビニュース会員
調査数 : 289人
調査方法 : マイナビニュースインターネット調査

[PR]提供:大和証券