家には数冊の絵本があります。お仕事関係の方の奥様が絵本作家で頂いたものと、お友達からプレゼントされたものがあるわけです。ふとのんびりしているときに、絵本を開いて読んでみたりしていましたが、2カ月前に産まれた子どもに最近、絵本を読んで聞かせてみました。

そうか、私も小さいころ、絵本を読んだよなあ。母親に読んでもらった記憶はディズニーのものだったか、物心ついたころには『キャンディ・キャンディ』を読んでもらっていました(それって絵本ではなくて、マンガ本ですよね)。当時、母親は『キャンディ・キャンディ』が大好きで、それで読んでもらっているうちに自分も大好きになったのを覚えています。白黒の絵本ですが(笑)。

そんな淡い、でも懐かしい思い出に浸って、自分の子どもにも本を読んであげたいな、なんて思っていたのですが、びっくり&衝撃な出来事がありました。そう、それは週末、お友達が家に遊びに来たときのこと。その彼には2歳の子どもがいるのですが、バッグから何気なくiPadを取り出しました。「うわ、それがiPadなんだね。どんなときに使うの?」と聞いたら、「子どもに絵本とかこれで見せてると、外出のときも静かにしてくれていいんだよね」とのこと。

なんとまあ、絵本がデジタルかよ~!! とそれもびっくりですが、音声付きでなんなら母親が読まなくてもプロの声優さんの声で読み聞かせもしてくれる。もちろん母親が読んでもいいわけです。ついでに、絵にタッチパネルで触れると木々が揺れたり、小鳥が飛んできたり……それはそれは夢のような絵本。こんな画期的な絵本ができちゃったなんて凄い時代だわ! と感心してしまいました。

自分の幼少時代から、かなり進化した現代。そのうち紙の絵本もなくなっちゃうのかな? なんてちょっぴり切ないような。2歳のお子ちゃまでさえもiPadのタッチパネルを覚えて、自分でタッチして見ているそうで、白黒で絵を見ていた私の時代とは違いすぎる(笑)。デジタルになって映像もキレイで、今どきはiPadやiPhoneで「YouTube」などを見ている子も多いとか。

こんなふうに素晴らしいテクノロジーでなんでも見たりできたりする時代ですが、やはり想像力も働かせてほしいなとも思います。そしてそんなデジタル時代、私は今日やっと買いましたよ、デジタルフォトフレームなるものを。私を含めウチの実家は両親ともに超がつくほどのアナログ派。メールなんて絶対できません。でも遠く離れた孫の画像が見たい! そして毎日の成長を感じたいとなれば、毎日画像が送れるデジタルフォトフレームだわ! と契約。郵便で実家に送ってみました。

電源入れるぐらいだったならウチの親にもできるし、携帯ショップで試しに画像も送ってUPもしてみました。かなり簡単。だが次の画像を送ったときに新しい画像をUPできるのであろうか? というところが心配。それもものすごく簡単で、どこか枠をテキトーに押せば次の画像が更新されるようになっています。でもそれができなければ、デジタルなのにずーっと1枚の画像がUPされたままのフォトフレーム。

それじゃあ、アナログな普通のフレームと同じ、そういうことになりかねない両親ではありますが、どうかほかの新しい画像も見られるようになりますように。時代の流れも早すぎて私でさえもびっくりする今日このごろ。アナログなままもいいなとも思うし、便利なところは利用したいとも思います。それにはまずデジタル家電に慣れないとですよね☆

私世代の周りの女子友達は、結構な確率でアナログ。去年まで「由美ちゃん、パソコンで小さい"っ"って、どうやって出すの?」と聞いてきたほどですからね(笑)。こんな時代に生まれ育った子たちはどんな風になっていくのでしょうか。私は日々妄想の中から音楽・詩が生まれてくるわけですが、妄想する前にいろんなものが見えちゃってる今の世の中、これからのキミたちの歌も聴いてみたいですぞ♪ では、また次週お会いしましょう。
See you soon love xx.

最近お肉も宅配しています。「やまと」から届いた黒豚と黒毛和牛。美味しいです♪

デジタルもいいけれど、こんな木のおもちゃも夢があるな☆