キハE200形に注目が集まる小海線だが、キハ110系も主力車両として活躍中

JR東日本が今秋以降に導入予定の新列車「Tohoku Emotion」では、キハ110系をリニューアルした車両が使用されるという。同社の発足後にデビューしたキハ110系・キハ100系は、いまや東日本の多くの非電化路線で見られる存在に。電車並みの加速性能を持つとのことで、山岳路線として知られる小海線も軽快に走り抜けていく。

列車情報

JR東日本 キハ110系・キハ100系

基本情報

国鉄時代に製造されたディーゼルカーの老朽化にともなう置換えと、ローカル線におけるサービス改善を図るべく開発された車両。キハ110系とキハ100系では車体の長さが異なるという。キハ110系には両運転台車と片運転台車があり、優等列車用にリクライニングシートを備えた車両も在籍するなど、多彩なラインナップに。各車両とも電車並みの加速性能を持つことから、ローカル線のスピードアップに大きく貢献した。

同系列は現在、JR東日本管内の多くの非電化路線で見られる車両となっている。大船渡線ではキハ100系をリニューアルした「POKEMON with YOU トレイン」がデビュー。2013年秋以降に導入予定の新列車「Tohoku Emotion」ではキハ110系が使用されるとのこと。