早いものでデビューから30年となる小田急8000形

小田急電鉄の通勤車両8000形を使用した急行(小田原行)が新宿駅から出発。昨年、5000形が引退したことで、8000形は同社の現役の通勤車両の中で最も古い形式となり、最後の普通鋼製車となった。就役は1983年とのことで、今年がデビュー30年の節目となる。

列車情報

小田急電鉄 8000形

基本情報

1983(昭和58)年に就役した小田急線の通勤車両。輸送力増強を担う高性能車両として登場した。大きな曲面ガラスを用いた前面デザインが特徴で、それまでの通勤車両のイメージを一新した車両だった。6両固定編成と4両固定編成があり、快速急行・急行から各駅停車まで幅広く使用される。近年はLED表示器の設置、環境に配慮した装置への変更などを含め、車体のリニューアルも行われている。