東京急行電鉄、東京メトロ、西武鉄道、東武鉄道、横浜高速鉄道は22日、東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始にともなう3月16日のダイヤ改正の概要を発表した。

東横線「特急」・副都心線「急行」日中15分間隔で運行

東急東横線の特急。ダイヤ改正後は10両編成での運転となる

東急東横線渋谷~代官山間では地下化工事が進み、3月15日夜に切替工事を実施。翌16日より同区間が地下化され、現在の副都心線渋谷駅のホームを東横線の電車も使用する。

これを受けて行われるダイヤ改正では、副都心線のすべての電車が東急東横線・みなとみらい線へ直通することに。副都心線経由で西武有楽町線・池袋線の小竹向原~飯能間、東武東上線の和光市~森林公園間へ直通運転が行われ、横浜から渋谷・新宿・池袋を経て埼玉県西部に至る広域的なネットワークが形成される。

平日の日中および土休日(終日)には、副都心線を「急行」、東急東横線・みなとみらい線を「特急」で運行する速達列車を15分間隔で設定。西武線への直通列車については、同線内を「快速急行」として、30分間隔で運行するという。

これにより、池袋~横浜間が最速38分で結ばれるとともに、西武池袋線の飯能駅から渋谷駅まで最速58分、元町・中華街駅まで最速95分となる。平日のラッシュ時間帯(朝の横浜から渋谷・新宿・池袋方面、夕方以降の横浜方面)の速達列車は、東急東横線・みなとみらい線を「通勤特急」、副都心線を「通勤急行」として、1時間あたり4本運行する。

東急東横線を「急行」で運行する電車は、平日朝ラッシュ時間帯の上りのみ、副都心線では「通勤急行」または「急行」に。その他の時間帯は各駅停車での運行となる。これらの速達列車は、急行の一部を除き10両編成で運転。各駅停車は8両編成での運転となる。

東京メトロ日比谷線の電車はすべて中目黒駅発着に

東急東横線では、渋谷駅発着の電車も設定される。平日の日中および土休日(終日)の運転本数は1時間あたり計18本で、うち4本が渋谷駅発着となり、副都心線への直通列車のうち2本が東武東上線方面、4本が西武有楽町線・池袋線方面へ向かう。平日朝ラッシュ時間帯の上りは1時間あたり計24本運転され、うち4本が渋谷行となり、直通列車のうち東武線直通が2本、西武線直通が6本。平日夕方のラッシュ時間帯は、下りにおいて計20本運転され、うち4本が渋谷発で、直通列車のうち東武線直通は2本、西武線直通は3本となる。

今回のダイヤ改正で東横線の電車は渋谷駅方面に統一されることから、中目黒駅で接続する東京メトロ日比谷線との相互直通運転は行わず、日比谷線の電車はすべて中目黒駅発着となる。そのため、現行の日比谷線直通列車に代わり、菊名駅を始発とし、渋谷駅または副都心線方面へ向かう電車が、平日・土休日ともに終日にわたり設定される。

副都心線においては、平日朝ラッシュ時間帯における混雑緩和を図るべく各駅停車を増発。渋谷方面から池袋行の各駅停車が、ラッシュピーク時4本、ピーク後2本増発されるほか、千川発渋谷方面行の各駅停車も、ラッシュピーク時1本、ピーク後1本増発される。日中時間帯や、夕方から深夜にかけての時間帯も各駅停車の本数を増やすとのこと。これに合わせて東京メトロ有楽町線もダイヤ改正を行う。

なお、相互直通運転の開始にともない、女性専用車両と弱冷房車の運用も変更。女性専用車両は1号車(飯能・森林公園寄り先頭車両)となり、弱冷房車は10両編成の車両の9号車、8両編成の車両の7号車に設定される。