第一線で活躍する人々にも、まだ経験したことのない“初めて”がある。
JO1・川西拓実はGP帯連ドラ初出演、M!LK・山中柔太朗は目標にしていたGP帯連続ドラマ初レギュラー、齊藤なぎさは連ドラ初主演へ。このほかにも9月には、俳優・タレントらの新たな挑戦など、様々な“初めて”が発表された。
マイナビニュース・エンタメチャンネルの新たな定番記事を目指すお試し企画「日曜トライアル」。今回は、9月にマイナビニュースの「テレビ」カテゴリで掲載した記事の中から、7組の“初めて”をピックアップ。新たな一歩を踏み出した当事者たちの言葉とともに振り返る。
M!LK山中柔太朗、念願かなった「一つ目標にしていた」
M!LKの山中柔太朗は、10月13日スタートのTBS系火曜ドラマ『いろはの恋は時代(とき)をかける』(毎週火曜22:00~)で、GP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマに初めてレギュラー出演する。
出演決定を聞いたときのことを、山中は「とにかくすごく嬉しかったです」と回顧。「メンバーにも伝えに行ったのを覚えています」と、喜びをM!LKのメンバーにも報告したことを明かした。そして、今回の出演は山中にとって一つの目標がかなった瞬間でもあった。 「GP帯ドラマの初レギュラーは一つ目標にしていたことでもあったので、叶えたことが特に嬉しかったです」
同作で演じるのは、上白石萌音演じる主人公・梨木彩葉らと同じ小学校で働く教師・真島玲二。教師2年目ながら歯に衣着せぬ発言ができ、保護者からのクレームや先輩教師の嫌味にも動じない芯の強さを持つ人物だ。山中は「すごく気合いが入っています」と力を込め、「小学校の先生役ということで、新しい一面を見せられるかと思います」と期待を寄せる。
最後には「この作品を少しでも彩れるように頑張ります」と意気込んだ山中。グループ活動と並行して俳優としても出演作を重ねてきた中で、念願だったGP帯連ドラ初レギュラーという新たな一歩を踏み出した。
JO1川西拓実、GP帯連ドラ初出演「作品に良い味付けが出来るように」
JO1の川西拓実も、俳優として新たな“初めて”を迎える。10月7日スタートのフジテレビ系ドラマ『ポリティカルパン』(毎週水曜22:00~)で、GP帯連続ドラマに初出演。石原さとみ主演の“政界怪盗エンターテインメント”に参戦する。
川西が演じる花園銀二は、高橋一生演じる与党の“金庫番議員”夏目将門の甥。もともと政治に関心のない若者だったが、叔父から気にかけられ、私設秘書として政治の中心で働くことになる。
川西は自身の役について、「高橋一生さん演じる夏目の甥っ子で秘書として働く若者のキャラクターです」と紹介。「弥生と夏目の間を行ったり来たりしたり、夏目の周りをうろちょろしたりしています」と説明した。
そして、GP帯連ドラ初出演となる作品への思いについて、「素敵な方達とご一緒できてとても光栄です」と喜び、「勉強する気持ちと、作品に良い味付けが出来るように、微力ながら精一杯努めます」と意気込んでいる。
JO1では歌唱やダンスに加え、楽曲の作詞・作曲も手がけ、俳優としてもドラマ『クールドジ男子』、映画『バジーノイズ』などに出演してきた川西。新たにGP帯連ドラという舞台で、どのような存在感を見せるのか注目される。
齊藤なぎさ、連ドラ初主演に「大きなプレッシャーも感じました」
齊藤なぎさは、10月22日スタートの読売テレビのドラマ『女帝』(毎週木曜24:59~)で、連続ドラマ初主演を務める。
シリーズ累計発行部数250万部を超える同名漫画を実写化する作品で、齊藤が演じるのは、熊本で暮らす普通の女子高生から“夜の世界”に身を投じ、女帝へとのし上がっていく主人公・立花彩香。
初めて連ドラ主演を務めることになった齊藤は、オファーを受けた際について「本当に嬉しかったのと同時に、大きなプレッシャーも感じました」と率直な思いを明かした。
「主演という立場への緊張や不安もあります」と胸の内を吐露しながらも、「この作品と役に真摯に向き合い、監督、そして共演者の皆さんやスタッフの皆さんのお力もお借りしながら、チーム一丸となって素敵な作品を作り上げていきたいと思っています」と決意を語っている。
演じる彩香については、「自分の意志をしっかりと持ち、どんな状況でも前に進もうとする芯の強い女性」と紹介。自身にも「一度決めたことにはまっすぐ突き進むところ」は似ているといい、「彼女が抱える感情を大切にしながら、丁寧に演じたいです」と話した。 そして視聴者には、「皆さんの心に何か残るものを届けられるよう、全力で作品と役に向き合っています」とメッセージ。初主演への喜び、プレッシャー、そして覚悟がにじむ言葉を寄せた。
河合優実、フジ連ドラ初出演「なんて幸せだろう」
河合優実は、10月7日スタートのフジテレビ系ドラマ『ポリティカルパン』(毎週水曜22:00~)で、同局系連続ドラマに初出演する。
石原さとみ演じる“女ルパン”こと如月弥生が政界に潜り込み、ダークな政治の金を奪っていく同作。河合は、大物政治家の娘・小早川雅を演じる。
河合はオファーを受けた際、脚本を手がける野木亜紀子氏、プロデューサー、主演の石原、そして自身が演じる役柄や作品の題材を挙げ、「自分の目の前に広げられたものに魅力しかなくて、なんて幸せだろうと思いました」と喜びを表現。撮影に入るまで「ずっと楽しみにしていました」という。
脚本についても、その背景にある取材やリサーチに「尋常でない厚み」を感じたそうで、「脚本を読むたびにこのチームの姿勢に感動しますし、私も共鳴していこうと努めています」とコメントした。
自身が演じる雅については「とてもおもしろい役」といい、「ぶれながらも、とにかく理想を追うことを諦めない雅の姿に、視聴者の皆さんが希望を抱くことができればいいなと思います」と期待。
数々の映画・ドラマで存在感を放ってきた河合が、初めてのフジテレビ系連ドラで新たな役柄に挑む。
イモトアヤコ、連ドラ初主演は「すごく夢ではあった」
“初めて”は、若手だけに訪れるものではない。イモトアヤコは、10月3日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『再生のウズメ』(毎週土曜23:40~)で、連続ドラマ初主演を務める。
オファーを受けたときの気持ちを聞かれると、イモトは「まず、びっくりしました」と告白。「私でいいのかなと思う反面、すごく夢ではあったので嬉しかったです」と、連ドラ主演が自身にとって夢だったことを明かした。
一方で、「連続ドラマの主演という責任と、やったことのない未知のモノへの若干の不安はあります」と率直な心境も。
演じる田村ウズメは、28歳のときにある出来事をきっかけに引きこもり、12年の時を経て再び社会とのつながりを取り戻していく40歳の女性。自身と同じ年齢であることもあり、イモトは「ある種運命なんじゃないかなと思いました」と語る。
役作りについても、ウズメとして日記を書くなど、「ウズメでいる時間をカメラの前以外でも作るように努力をしよう」と考えているという。
そして、「私が演じるウズメも、そんなふうに誰かを照らせる存在になれたらいいなと思っています」と作品への思いを語った。
長年バラエティを中心に第一線で活躍し、俳優としても経験を重ねてきたイモト。40歳で“夢”だった連ドラ初主演に挑む。
チ・チャンウク、初めての日本ドラマ「本当に楽しかったです」
韓国俳優のチ・チャンウクは、10月7日スタートの日本テレビ系ドラマ『メリーベリーラブ』(毎週水曜22:00~)で、日本ドラマに初出演。W主演を務める今田美桜とも初共演となる。
9月に行われた日本テレビの秋ドラマ合同制作発表イベントで、チ・チャンウクは今回が初めての日本ドラマ撮影だったことに触れ、「本当に楽しかったです」と振り返った。
そんな初めての現場で印象に残ったのが、今田の思わぬハプニングだった。
2人が走るシーンでは、今田が何度も転倒。チ・チャンウクは、今田が自身に向かって走ってくる場面で「目の前から急に姿が消えました」と振り返り、その理由を「転んでいました」と説明した。
別の場面でも今田が転んでしまったため、「撮影の時は常に足を見ていました」と心配するように。ついには「毎日お祈りしていました。転ばないように」と明かした。
その心配は撮影終了後も続き、イベント当日の朝にも今田が転ばないよう祈ってから来たという。
世界各地で人気を集めるチ・チャンウクにとって初めてとなった日本ドラマ。その現場では、初共演の今田との息の合ったやり取りも生まれていた。
齋藤飛鳥、新MC就任に「びっくりしすぎてちょっと笑ってしまいました」
最後は、出演する側から、ゲストを迎える側へ――。齋藤飛鳥は、日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(毎週土曜23:00~)の新MCに就任。10月3日の放送から今田耕司とタッグを組む。
オファーを受けた際は、「あまりにもびっくりしすぎてちょっと笑ってしまいました」と率直な反応を見せた齋藤。
同番組にはこれまでゲストとして2度出演しており、「小さい頃から観ていた番組で、二度もゲストとして出演できただけでもとても嬉しかったのに、まさかMCを務められるとはーと、幸せな気持ちです」と喜びを語った。
初収録を終えてからも、「初回からアナザースカイという番組の良いところを、一番近いところで体感できたような気持ちです」と感慨を口に。
今田のMCについても、ゲストの「ほぐれた瞬間」をすぐに拾い上げ、自身にも気遣いながら進行する姿に刺激を受けたようで、「おかげさまでさっそく楽しませていただきました」と振り返った。
そして今後について、「歴史ある番組の素敵なところを守りながら、番組のために、そしてきてくださるゲストのみなさんが心地よくお話して帰れるためにーという気持ちを持って、わたしらしく頑張ってまいります」と意気込んでいる。
GP帯連ドラ初レギュラー、GP帯連ドラ初出演、連ドラ初主演、初めて出演する放送局の連ドラ、日本ドラマ初出演、そして新たなMC――。今回取り上げた7組だけでも、その“初めて”の形は様々だ。
「一つ目標にしていた」と喜ぶ山中、「作品に良い味付けが出来るように」と意気込む川西、「大きなプレッシャーも感じました」と明かす齊藤なぎさ、「すごく夢ではあった」と話すイモト、「わたしらしく頑張ってまいります」と静かな情熱を秘める齋藤飛鳥。新しい一歩を踏み出すときに語られた本人たちの言葉には、それぞれ異なる喜びや緊張、覚悟がにじんでいる。
キャリアを積み重ねても、新しい“初めて”はやってくる。今回の7組の一歩以外も、“初めて”の先がどのような景色につながっていくのかにも注目したい。






